ベルギー・ブリュージュ(Bruges)で、傘をさして歩く男女 (2012年12月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/ALEXANDER KLEIN 【9月16日 AFP】(一部更新)安楽死を認めている数少ない国の一つであるベルギーで、複数の強姦(ごうかん)罪などで収監されている受刑者の安楽死が認められたことが明らかになった。 フランク・ファン・デン・ブリーケン(Frank Van Den Bleeken) 受刑者の弁護士が15日、同国のテレビ局に対し明らかにしたところによると、複数の強姦罪と強姦殺人罪1件で有罪判決を受けている同受刑者は、30年にわたり収監されている。数年前から政府に対し、「耐え難い精神的な苦痛」を理由に安楽死の承認を求めていた。ベルギー法務省の報道官も同日、同受刑者の安楽死が決まったことを確認した。 受刑者は向こう数日内に、収監されているブリュージュ(Bruges)の刑