とてもじゃないけど、あれは読書感想文なんて代物じゃなかった。今思えばそう思えるのですが、当時は読書感想文を書け!という降り掛かった火の粉を振り払うのに、精一杯、目一杯、とにかく一杯一杯だったのです。 本音検索サイト価値辞典どうでもいいことに時間と労力と人生を掛けるくらいならもっと価値辞典を! 読書感想文の書き方 子供の頃、読書感想文にはよく泣かされたものです。 「この本を読んで、読書感想文を原稿用紙5枚にまとめて書いて来なさい」と先生に宿題を出されたら、「さあ来た、こりゃ困ったぞ、何とかして5枚の原稿用紙を埋めなければ」と憂鬱にさせられたのです。 文字を大きく書いて行を埋め文字数を稼ぐか、それとも1行づつ改行してスペースを稼ぐか、とか、5枚目の原稿用紙には2~3行も埋めれば5枚目としてカウントしてくれるのだろう等と、如何に楽をして原稿用紙を埋めるのか、このことだけに腐心したのです。 それよ