ハダカデバネズミは哺乳類げっ歯目デバネズミ科の動物で、ネズミの一種です。 種類にもよりますが、小さなネズミの寿命は基本的に1~3年ほどです。 一方ハダカデバネズミの寿命は長く、適切な飼育下では37年以上生きることもあります。 また特殊なのは寿命だけでなく、ハダカデバネズミはがんになりにくく、無酸素化で18分も生きられ、痛みに対する耐性も強いということが分かっています。 今回紹介する熊本大学三浦恭子教授らの研究グループの研究では、「なぜハダカデバネズミが他のネズミよりも長生きなのか?」という疑問の解明に挑みました。 すると驚いたことに、ハダカデバネズミは自らの老化細胞を殺していることが判明しました。 この研究は科学雑誌EMBOpressに掲載されています。 https://www.embopress.org/journal/14602075 最長寿齧歯類ハダカデバネズミでは老化細胞が細胞死を
