現在のGoogleマップには多彩な情報が表示されるようになっている。前回の記事「進化するGoogle マップ、新機能の開発の裏側」で説明したように、そのひとつの軸は、グーグルによる解析とユーザーからの情報提供である。 一方で、Googleマップの中には、グーグル以外の企業との連携によって生まれる部分もどんどん増えている。後半では、そうした側面について解説していこう。お話しいただいたのは、前回と同じく、グーグル・シニア エンジニアリング マネージャーの後藤正徳さんと、ソフトウエアエンジニアの平澤恭治さんだ。 タクシー配車も旅行予約もサービス連携で実現 Googleマップで位置検索をすると、現在の位置から目的地までの移動方法や移動にかかる時間を表示してくれる。これはもうお馴染み、というか定着した機能だろう。そこにこの1年くらいで「タクシーを呼ぶ」機能が追加されていることにお気づきだろうか。
