
ドコモが提供する、複数のキャリアアグリゲーション(CA)を駆使してネットワークの効率化を図り、ユーザーの快適さを実現する「PREMIUM 4G」。これまで、3つのCAでサービスが提供されていたが、4つ目のCAとして、2GHz帯(Band 1)と1.7GHz帯(Band 3)の組み合わせを新たに開始する。この4つ目のCAは対応端末がiPhone 6s/6s Plusのみとなり、iPhoneでもPREMIUM 4Gの快適さが体験できるようになるとしている。 今回、このPREMIUM 4Gについて、同社のネットワーク部技術企画部門担当部長である平松孝朗氏に話を聞いた。 iPhone 6sで利用可能な 2GHz+1.7GHzを束ねる4つ目のCA CAは2つの周波数帯域を束ねて、ひとつの電波のようにデータを送受信するための仕組みだ。一般的に、1車線の道路が2車線になるようなものと例えられる。ネットワ
総務省の無線局免許状情報において、NTT docomoのFDD-LTE 700(B28) MHzに対応した基地局の認可が下りていることが判明した。 新潟県村上市と長野県飯田市において認可されており、認可数はそれぞれ1件で計2件となっている。 中心周波数は788MHz、帯域幅は10MHz幅、出力は10Wとなっており、基地局側の周波数範囲は783.0~793.0MHzである。 NTT docomoに割り当て済みのFDD-LTE 700(B28) MHzに対応した基地局であることが分かる。 なお、NTT docomoはすでに複数のFDD-LTE 700(B28) MHzに対応した端末を販売している。 総務省電波利用ホームページ スポンサーリンク
ドコモ、下り最大225MbpsのLTE-Advancedを3月開始 「高度化C-RAN」など最新技術を説明:5Gも視野に NTTドコモは2月5日、3月に予定されている「LTE-Advanced」の導入を前に、横須賀のR&Dセンターにてメディア向けの技術説明会を開催した。 LTE-Advancedは、現在ドコモが「Xi」のサービス名で展開しているLTEをさらに高速化して提供する次世代の通信規格。現在のLTEでは下り最大150Mbpsとなっている通信速度を、LTE-Advancedでは下り最大225Mbps超まで高速化する予定だ。 LTE-Advancedの実現には複数の要素技術が必要で、現在KDDIが先行して導入している「キャリアアグリゲーション」(CA)もそのひとつ。CAでは異なる周波数帯を同時に利用することで、広い帯域幅を確保し高速化を実現している。ドコモではこのCAに加えて、通常の基地
ドコモが昨年12月22日に、直近3日間で1GB以上データ通信を利用したXiスマートフォンユーザーに対し、混雑状況に応じて翌日の通信速度を低下させるという通信速度制限を撤廃していたことが明らかとなり、大きな話題となっている。 この通信速度制限は、データ通信を多く利用するヘビーユーザーが通信回線を占有してしまい、他のユーザーが回線を利用しづらくなることを避けるために設けられていたもの。しかしながら、従来は直近の3日間で1GB以上、つまり1日当たり約333MB以上のデータ通信を3日連続で行なうスマートフォンユーザーはそれほど多い訳ではなく、規制の影響を受ける人も少なかった。 だが、そうした状況も高速なLTEネットワークの普及、そして動画サービスの利用がよりカジュアルになったことで、急速に変化しつつある。 参考例として、楽天ブロードバンドのウェブサイトに掲載されている通信量の目安を見てみると、スマ
NTTドコモは、直近3日間で1Gバイト以上のデータ通信を利用したスマートフォンユーザーへの通信制限を、2014年12月22日に撤廃したことを明らかにした。主要携帯3キャリアの中では初めてとなる。同社広報は、その理由を「Xiエリアの拡充が着実に進んだことで、1Gバイトの制限を無効化しても、お客様が快適にご利用できるネットワーク環境が整ったため」と説明した。 対象となるのは、LTEサービス「Xi」に契約しているスマートフォンユーザーで、新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」に契約していないユーザーでもXiに契約していれば適用される。仮に1日で1Gバイトを一気に使っても、制限はかからないという。なお「FOMA」は対象外となる。 携帯キャリア各社は一部のユーザーによる過剰利用を防ぐために、パケット使い放題プランに契約していても、月々のスマートフォンのデータ通信量が7Gバイトを超えると、翌月まで通
NTTドコモは6月24日、LTEネットワーク上で高音質な通話ができる「VoLTE(ボルテ)」の提供を開始した。スタート時点の対応機種はサムスン電子製のスマートフォン「GALAXY S5 SC-04F」のみで、同日提供されたソフト更新を適用することでVoLTEによる通話が行える。 VoLTEの詳細や高音質な理由については下記の関連記事を参照してもらうとして、やっぱり気になるのはどこまで音質が良いのか? という点。ドコモによるデモ動画はこれまでも何度か紹介しているが、それは本当なのだろうか……。そこで、VoLTE対応のGALAXY S5を2台用意してさっそく通話してみた。比較対象として、同じGALAXY S5間の3G通話、ドコモとauのGALAXY S5による3G通話、そしてGALAXY S5と固定電話でも同じ内容を試した。いずれもスマホに通話音声を録音するアプリをインストールして音声を録音し
NTTドコモの加藤薫社長は17日、産経新聞社のインタビューに応じ、高速データ通信サービス「LTE」で音声通話も提供する「ボイス・オーバーLTE(ボルテ)」を6月から提供することを明らかにした。5月中旬に発表する夏モデルでは、主要スマートフォン(高機能携帯電話)のほぼ全機種をボルテ対応とする。 競合するソフトバンクモバイル、KDDI(au)もボルテの導入方針を示しているが、ドコモが他社に先行する。 加藤社長は「設備負担が軽減でき、音声のトラフィック(通信量)が3分の1になり、伝送効率が上がる。音質はクリアになり、呼び出し時間も短縮。遅延時間は(現行の0.3秒に比べて)2分の1に改善できる」と、ボルテ導入による効果を強調した。 一方、総務省の情報通信審議会で始まった競争政策の見直し論議について、加藤社長は「1社で契約できたら便利だというユーザーの声に応えたい。(電気通信事業法で定めた)禁止行為
速度計測だけではわからない、各社が実施するLTEネットワークの工夫や今後の方針などを担当者に直接インタビュー。第1回となる今回はドコモの平本氏にお話をうかがいました。 ドコモは、ネットワーク構築に4つの周波数帯域を利用している。800MHz、1.5GHz、1.7GHz、2GHzの各帯域で、“クアッドバンドLTE”としてアピールする。周波数の特性から、大きく分けると“800MHz帯とそれ以外”に分類でき、800MHz帯は電波が遠くまで届きやすいため、郊外や山間部などの農産層地域を中心に拡大。こうしたエリアはトラフィックもそれほど大きくはないため、ひとつの基地局で広いエリアをカバーしても問題が起きにくい。 クアッドバンドLTE これに対して、都市部で800MHz帯は「飛びすぎる」(平本氏)。トラフィックの多い地域では特に基地局の間隔が狭いため、飛びすぎるとほかの基地局と干渉を起こしてしまい、品
NTTドコモはLTE 800(B19) MHzにおいて15MHzの帯域幅で運用を開始していることが分かった。 福岡市内で開始されている模様との情報をいただいたので無線局免許状情報を確認したところ、福岡県福岡市博多区で複数件の認可が下りている。 15MHz幅ではLTE UE Category 3で下り最大100Mbps/上り最大37.5Mbps、LTE UE Category 4で下り最大112.5Mbps/上り最大37.5Mbpsを実現する。 中心周波数は882.5 MHzとなっており、Bバンドの5MHz幅と同じであるため検索が面倒なところである。 検索対象を福岡市内で検索しているため、その他の地域でも認可が下りている可能性もある。 ・無線局免許状情報 http://www.tele.soumu.go.jp/musen/SearchServlet?pageID=4&IT=H&DFCD=00
NTTドコモは2014年4月より関東と東海と近畿の3地域でLTE 1500(B21) MHzを15MHz幅に拡張する。 これまでは同地域ではデジタルMCAの関係でLTE 1500(B21) MHzは5MHz幅で提供していた。 2014年3月31日にデジタルMCAの免許が失効して制限解除となるため、帯域幅を15MHz幅に拡張してサービスを提供することが可能となる。 帯域幅の拡張が可能となるのは所轄総合通信局が関東総合通信局、東海総合通信局、近畿総合通信局のエリアである。 その他の所轄総合通信局では既に15MHz幅で提供している。 通信速度はLTE UE Category 3の端末で下り最大100Mbps/上り最大37.5Mbps、LTE UE Category 4の端末で下り最大112.5Mbps/上り最大37.5Mbpsを実現する。 無線局免許状情報では関東総合通信局所轄の神奈川県横浜市緑
NTTドコモは同社のLTEネットワーク「Xi」において、理論値で下り受信時最大150Mbpsの高速通信サービスをスタートした。まずは東名阪の一部エリアからとなるが、「Xi」の1.7GHz帯(20MHz幅×2)ネットワークをプラットフォームに、2013冬以降にドコモから発売されるスマートフォン、タブレット、モバイルWi-Fiルーターの対応端末との組み合わせで高速通信サービスを提供するというものだ。 都内では12月末までに山手線全駅での高速エリアカバーが予定されているが、12月2日にはJR山手線・新宿駅の周辺にも150Mbpsエリアが広がった。それに伴い、新宿駅の南口屋外では2日と3日の2日間、朝の通勤時間帯を狙ってドコモの150Mbpsエリアの告知を封入したサンプリング配布も実施された。 サンプリング施策を担当したNTTドコモ ネットワーク部の河田浩之氏によれば、150Mbpsエリアの高速ネ
NTTドコモでは現在、首都圏を含む全国の地域で通信の高速化を進めている。JR新宿駅周辺エリアでは、12月2日から受信時最大150MbpsのLTE通信「Xi」が利用可能になった。12月末までに、山手線全駅で下り150Mbpsの高速通信が利用可能になる予定だ。 12月2日、新宿駅付近では受信時最大150Mbpsに高速化した「Xi」を訴求するティッシュのサンプリングが行われていた。本稿では、新宿で高速化150Mbps「Xi」の実力をチェックしてきたので紹介しよう。 新宿駅の周辺エリアにおいて受信時最大150Mbpsの高速通信サービスが利用可能になった。12月2日、現地ではティッシュのサンプリングが行われていた 2倍の速度を体感できる? 今回の高速化施策について、NTTドコモネットワーク部の河田浩之氏に話を聞く機会を得た。同氏によると、同社の受信時最大150Mbpsの高速通信サービスは、1.7GH
お客様の設定により、お客様情報が「非表示」となっております。お客様情報を表示するにはdアカウントでログインしてください。 お客様情報表示についてへ お客様情報表示についてへ
編集部にて、NTTドコモ版のiPhone 5sの一部個体で、LTEのデータ通信を利用できないという現象を確認した。画面最上部のキャリア名が表示される部分に「docomo 3G」と表示され、音声通信は利用できるがデータ通信は行えないという現象だ。この不具合が発生した場合に、修正できるかもしれない方法があるので紹介しよう。 まずは本稿で紹介する不具合に該当するかどうかを確認する。ホーム画面から「設定」→「一般」→「情報」の順にタップし、端末の詳細情報を表示。ページ内の「キャリア」の項目が「Carrier 15.0」と表示されている場合は、本稿で紹介する方法で不具合を解決できる可能性が高い。 ちなみに、この項目で表示されているのはベースバンドチップを制御するファームウェアのバージョンである。記事掲載時点で、正常であれば「ドコモ 15.1.0」と表示されるはずのものだ。この項目が「Carrier
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く