印刷 不発弾と間違われた花瓶=大分市荷揚町の大分中央署不発弾騒ぎがあった工事現場=大分市中央町3丁目 大分市中央町3丁目のカトリック海星幼稚園で21日午前10時20分ごろ、文化財発掘作業中の市職員から市を通して「不発弾のような物がある」と消防に通報があった。現場は同市中心部の国道197号沿いで、県警や消防が出動。付近の住民など十数人が避難し、一時騒然となった。詳しく調べたところ、不発弾ではなく花瓶と判明。関係者は胸をなで下ろした。 同市文化財課によると、不審物が見つかったのは幼稚園の敷地内。園舎の建て替え中で、文化財保護法の規定に伴い同課の職員が重機を使った発掘調査をしていた。5月ごろまであった園舎そばの土中1メートルに埋まっているのが見つかった。 発見された時は土まみれで、警察が撮った写真を陸上自衛隊に見せたところ「照明弾みたいだ」との返答があり、不発弾のようにも見えたという。実際