埼玉県川口市で通行人にガスガンを乱射して男2人が逮捕された事件で、さいたま地検は15日、暴行の罪で、川口市里、会社員の男(24)と戸田市笹目、会社員の男(25)をさいたま地裁に起訴した。 一方、傷害罪については不起訴処分とした。地検は「起訴するに足りる十分な証拠が認められなかった」としている。 起訴状などによると、両被告は共謀して、2月3日午後5時半ごろ、川口市安行の市道で、軽乗用車の車内から、散歩中だった同市内の40代女性に対し、ガスガンを発射して左太ももに当て暴行を加えたとされる。 両被告は同様の手口で女子中学生にガスガンを数発撃ってけがを負わせたとして、2月4日、傷害容疑で逮捕されていた。処分保留となったが同23日、暴行容疑で再逮捕されていた。