部下に対して「役に立たない」と発言するなどパワーハラスメントを繰り返したとして、静岡県は59歳の幹部職員を減給の懲戒処分にしたと発表しました。県によりますと、部下の職員はその後、自殺し、県はパワーハラスメントとの因果関係について、「影響があったものと考える」としています。 部下の職員は、おととし3月に自殺し、県はその直後に遺族から申し出を受けて調査を進め、職員が残していたICレコーダーの録音や、同僚への聞き取りからパワーハラスメントを確認したということです。このため、県は18日付けで、この幹部職員を減給10分の1、3か月の懲戒処分にしました。 会見で静岡県の八木敏裕行政経営局長は、パワーハラスメントと自殺との因果関係について「影響があったものと考える」と述べました。 県の聞き取りに対し、幹部職員は「起こしてしまった事実と処分を深く受け止めています」と話しているということです。 八木局長は「