近鉄が初めて夜行列車を走らせる。4月12日からの4日間、特急「ひのとり」を名古屋―大阪難波間で運行する。大阪・関西万博やユニバーサルスタジオジャパン(USJ)を朝一番から楽しんでもらおうと企画。近鉄のホームページや名古屋、四日市、白子、津、伊勢中川、宇治山田、鳥羽の各駅の営業所で申し込みが始まっている。 運行日は4月13日の万博開幕に合わせた同12日と6月14日、7月19日、9月13日のいずれも土曜日。近鉄名古屋を午後11時32分に出発し、桑名、四日市で乗車できる。その後、名張で約4時間停車(乗車・下車不可)した後、鶴橋、大阪上本町に止まり、大阪難波に翌日午前6時16分に到着する。白子や津には停車しない。 復路のチケット(特急券含まず)とセットで、四日市発でプレミアムシート利用の場合、大人8550円、小学生4910円。レギュラーシート利用だと、大人7950円、小学生4610円となっている。
