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詩に関するkash06のブックマーク (32)

  • 詩人の谷川俊太郎さん死去「二十億光年の孤独」「生きる」など | NHK

    1931年に東京で生まれた谷川さんは、高校時代に詩を作り始め、1952年、詩集「二十億光年の孤独」を発表しデビュー。 広い宇宙に生きる孤独な人間の姿を見事に表現し、一躍脚光を浴びました。 鋭い感性から生まれる表現やテンポのよいことばあそびなどが特徴で、半世紀以上にわたり数多くの作品を発表し続けてきました。 生きるすばらしさをつづった「生きる」や、世界中で朝を迎える様子を描いた「朝のリレー」など国語の教科書に掲載された詩も多く、親しみやすいことばで表現された谷川さんの詩は時代をこえて読み継がれてきました。 また、アニメ「鉄腕アトム」の主題歌の作詞を手がけたほか、絵「スイミー」や「マザー・グースのうた」、それにスヌーピーの漫画「ピーナッツ」など海外の名作の翻訳を多く手がけたことでも知られています。 NHK全国学校音楽コンクールでは過去5回にわたり課題曲の作詞を手がけ、ことばの持つ力で日の文

    詩人の谷川俊太郎さん死去「二十億光年の孤独」「生きる」など | NHK
  • 詩人の谷川俊太郎さん死去 「二十億光年の孤独」 | 共同通信

    Published 2024/11/19 07:35 (JST) Updated 2024/11/19 10:57 (JST) 親しみやすい言葉による詩や翻訳、エッセーで知られ、戦後日を代表する詩人として海外でも評価された谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう)さんが13日午後、老衰のため死去した。92歳。東京都出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は長男賢作(けんさく)さん。 父は哲学者谷川徹三。10代で詩作を始め、1952年、20歳の時に第1詩集「二十億光年の孤独」でみずみずしい言語感覚を持つ戦後詩の新人として注目された。 詩人の川崎洋さんと茨木のり子さんが創刊した詩誌「櫂」に参加。現代詩に限らず、絵、翻訳、エッセー、童謡の歌詞、ドラマの脚など半世紀以上にわたって活躍した。「朝のリレー」など国語教科書に採用された詩も多く、幅広い年代の人々に愛読された。 他の詩集に「六十二のソネット」「こ

    詩人の谷川俊太郎さん死去 「二十億光年の孤独」 | 共同通信
    kash06
    kash06 2024/11/19
    なんと……俊太郎まで。平安ありますように。
  • 詩と言葉  奈々子に <吉野弘>

    赤い林檎の頬をして 眠っている奈々子。 お前のお母さんの頬の赤さは そっくり 奈々子の頬にいってしまって ひところのお母さんの つややかな頬は少し青ざめた お父さんにも ちょっと 酸っぱい思いがふえた。 唐突だが 奈々子 お父さんは お前に 多くを期待しないだろう。 ひとが ほかからの期待に応えようとして どんなに 自分を駄目にしてしまうか お父さんは はっきり 知ってしまったから。 お父さんが お前にあげたいものは 健康と 自分を愛する心だ。 ひとが ひとでなくなるのは 自分を愛することをやめるときだ。 自分を愛することをやめるとき ひとは 他人を愛することをやめ 世界を見失ってしまう。 自分があるとき 他人があり 世界がある お父さんにも お母さんにも 酸っぱい苦労がふえた 苦労は 今は お前にあげられない。 お前にあげたいものは。 香りのよい健康と かちとるにむづかしく はぐくむにむ

  • 声を上げよ - 肉芽観察記

    生活保護以下の金で生きている それでも特に困らない 月賦で買った6万のPCがあれば詩は書ける 腰が痛くなるのはしかたない べ物は偏っているが とりあえずカロリーはとっている (とりすぎで太っている) ネットでロシアウクライナ侵攻が話題になっている クラスター爆弾が使われたという ロシアウクライナ歴史のことはよくわからない 兵器や軍事のことはよくわからない そういうのは詳しい人に考えてもらおう 寒さに震えている でも死にはしない ウクライナでは たくさんの人が死んでいる 反戦の機運が高まっている 誰もが厭戦の憂にうなだれている 誰も人が死ぬことも 殺すことも 望んでいない テレビは持っていない 細いネット回線で世界を覗いている 何語かわからない言葉で叫んでいる人がいる 子供が担架で運ばれる動画が流れている 「我が国の若者は犬死ではなかった」 そんな妄想を抱いている人もいるのだろうか

    声を上げよ - 肉芽観察記
  • 綺麗事 - 肉芽観察記

    お腹が空いて おにぎりをべた まだお腹が空いていたので カップヌードルをべた 炭水化物過多で太っている あまりに太りすぎて腰が痛くなった 世界では よくわからない理由で よくわからないことが起きて うやわずやの人々が たくさんいるのだろう それを見ないことにして 生きているのか ネットで軍事侵攻がどうのと言っている 世界情勢に疎いので意味がわからなかった 意味を理解したとき 体が震えた なにをバカなことを、と 命は国で区切られてはいない 人は生まれたときから 多数の中のひとりではない 綺麗事を刻みつけよう ナイーブでもかまわない 希望の言葉を綴ろう 明日のために

    綺麗事 - 肉芽観察記
  • 邂逅 - 肉芽観察記

    出逢う前から決まっていた 出逢えば確かに君だった 生まれたことさえ互いに知らないのに 出逢うことは決まっていた それが恋と呼ぶものなのか それはわからない 兄弟だったかもしれない 親子だったかもしれない だけど、出逢うことは決まっていた その指に繋がれたものは 必ず惹かれ合うための証

    邂逅 - 肉芽観察記
  • 命の連鎖 - 肉芽観察記

    蔵王から吹き付ける風が頬を刺す 名取川上流の川にかかる橋を首をすぼめて歩いている 東北が寒いのは当たり前と思うだろう 長野の盆地とどちらが寒いか もちろん北海道よりは温かいだろう しかし、寒いものは寒い 節約している灯油もどんどんなくなる 着る服をあまり持っていないのも厳しい こんな寒い中でも小鳥たちは楽しげに鳴いている 寒い中、生き物を見るのは嬉しい 命はどこにでも芽吹き たくましくこの世界を謳歌している ヒトはどこでも生きていける生き物だから 寒さにも暑さにも負けずにここまで歩んできた 命の連鎖の中で負けずに生きてきた 生きるのは大変だ 生きるのは使命だ 私は次の世代に命を繋げることはできないだろう しかし、つないだ命を守ることぐらいはできるだろう 友人の子供達や甥っ子、皆かわいい 彼らのために生きて死ぬこと 大人はの役目はそれだろう 老いても心は伝えることはできる 私も言葉で伝えられ

    命の連鎖 - 肉芽観察記
  • 同人誌が完成しました - 肉芽観察記

    無人は詩人の白井明大さんに背中を押された数人が人を募って集まった詩や文芸、芸術の同人だ。不思議と、しばらく詩を書いていなかったり、書けなかったり、自らの詩学に行き詰まった人々が多かった。私もその一人で、リハビリとしての詩は書けても、自分の納得いくものは書けていなかった。二つ返事で参加を表明した。 同人を組むぞーとなってから、はて、名前はどうしようとなりウンウン唸っていたら、そのときにFBのグループ名が無人島、であったことと、東日大震災のことをだぶらせて、「無人はどうだろう」と提案してみた。紆余曲折あり、無人に決定したとき、人がいるのに無人というのは矛盾だけど、その矛盾を引き受けることこそ、震災後の詩を書くことに繋がるだろうと、私は思った。 それから毎月合評会を開いてお互いの詩の感想を言い合ったりしていたのだが、無人のサイトのデザインや諸々をめぐり、2名が脱退、コアメンバー4人という寂しい

    同人誌が完成しました - 肉芽観察記
  • 我らは大勢であるがゆえに - 肉芽観察記

    昼は暖かく 夜は寒い 紅葉も見ていないのに もう冬の気配 たくさんの足音が聞こえる たくさんが息をついている 計量スプーンで砂糖を測る 正確に正確に 手が自動的に動くようになる たくさんの顔のない人たち たくさんの声のない人たち 大勢だ 目に入るもの 耳に入るもの 大勢の影 大勢の音 かたちをなさないそれらは 亡霊のようにただ歩む 大勢だ 大勢が迫ってくる 大勢が奪いに来る 少数の人々 少数の顔と声 怯え縮こまる 大勢は怖い 数は恐ろしい 彼らに踏みにじられる 顔のないもの 声のないもの 「我らは大勢であるがゆえに」 迫りくるもの 汚すもの 世界を蝕むもの

    我らは大勢であるがゆえに - 肉芽観察記
  • プロレタリアの夢 - 肉芽観察記

    安いパスタを買ってきて茹でる 何もかけるものがないので塩を振る タバコが吸いたいが金がないのでシケモクを吸う 部屋はゴミで溢れている 日々に疲れ綺麗にする気力がない 使い捨てマスクが山のよう プロレタリア文学はあまり読まない シモーヌ・ヴェイユのようには生きられない しかし、飢えている 清くもなく 正しくもなく 美しくもない 夢も希望も憧れもなく 生きることにしがみついて そのことを綴るだけ 電話料金の督促状がたまっている これが現代のプロレタリアートだ 清潔で綺麗で美しい国の間に生きる 何も持たない声のない人間だ 人々の影に隠れ 下を向いて 歩いている 街の影に生きながら 空を見上げると カラスが鳴きながら飛んでいる ゴミを漁りに来たのだろう 彼らのほうが賢い 微塵も恐れることなく 恥じることもなく 真っ直ぐに生きている 酒も飲まず 女遊びもせず 賭けもせず 静かに生きているだけで 毎日

    プロレタリアの夢 - 肉芽観察記
  • トーチweb 言葉の獣 【第1話】

    //////2023/2/24 単行第2巻発売!////// 単行Amazonで購入はこちら 美しいだけではない、様々な〈獣〉と出会う東雲とやっけん。 対話によって心のうちに見えてきたのは、 記憶と記録にまつわる、二つの違った考えだった——。 「私は忘れられたくない。みんなに」 「なぜみんな記憶に固執するんだろう」 第2巻 初回特典配布店舗一覧

    トーチweb 言葉の獣 【第1話】
  • 詩を書こう - 肉芽観察記

    詩を書く喜びを 皆に伝えたい 詩は魂の洗濯 曇った心を 綺麗にしてくれる 辛いことや 悲しいこと すべて吐き出して 楽しいときは 楽しいと 気持ちいいときは 気持ちいいと 上手い下手は 関係ない 上手に書こうと 思わないで 沢山の人に読まれようと 思わないで 難しく考えずに 詩を書こう

    詩を書こう - 肉芽観察記
    kash06
    kash06 2021/04/09
  • 螺旋 - 肉芽観察記

    螺旋階段を登る 見上げても なにがあるのかわからない なぜ登るのかも 思い出せない ただ登る 螺旋の渦は なにかのメタファー そんな気がする いや、メタファーでないものなど この世界にあるものか 世界は言葉でできている 螺旋はなにのメタファーか 考えなくてもわかる 登り切ること

    螺旋 - 肉芽観察記
    kash06
    kash06 2021/04/05
  • 日記のような詩 - 肉芽観察記

    ほぼ毎日、日記のような詩を書いていますが、日記ではないので全部が全部、その日起きたことというわけでもなく、日常を複雑にリミックスしてTwitterに一発書きしたものを多少加工してこのブログに貼り付けています。 一発書きなので相当荒いし、いわゆる現代詩のような凝ったレトリックもない。でも、それでいいと思っています。 10年ほど詩が書けなくて苦しんでいた時期に比べれば、多少の瑕疵は気にしないことにしています。 考えると書けない、その病はまだ抜けておらず、どうしても拙速になりますが、今はこれで精一杯。リハビリ期間はまだ終わってはいないようです。 しかし、そろそろ同人用の詩を書かねばならないので、ここいらで心機一転、気合の入れたものを書こうと思っています。出来はどうあれ、今の気を出さないと、リハビリも無駄になってしまう、そんな意気込みを込めて今コツコツと書いているところです。 同人誌が出来たら皆

    日記のような詩 - 肉芽観察記
    kash06
    kash06 2021/03/07
    ものを読むのは好きなのに、さっぱり作る事が出来ない、いや、した事もきっとなかったので、とても驚きながら、いつも楽しんでいます。
  • となりにいても - 肉芽観察記

    となりにいても、 別の月を見ている

    となりにいても - 肉芽観察記
    kash06
    kash06 2021/03/03
  • 望み - 肉芽観察記

    セックスしたいとか お金持ちになりたいとか 当にそう思っているの 偉くなりたいとか 有名になりたいとか 当に望んでいるの 欲しいものは いつだってシンプルで 望むのは ささいなもので 誤魔化して 見ないふりをしている 心を探って 見つかるのは ただ 君に会いたい

    望み - 肉芽観察記
    kash06
    kash06 2021/02/27
  • 孤独についてのスケッチ - 肉芽観察記

    蔵王から吹きすさぶ風が 雪をまきあげる 今日は比較的温かいのだが 寒村での暮らしにもなれて 友人たちと会えない日々にもなれ 孤独にスプーンを眺めている 電話も止まった ネット回線も細い 静かだ この静けさが 力になる日も来るだろう 孤独についてのスケッチ

    孤独についてのスケッチ - 肉芽観察記
    kash06
    kash06 2021/02/10
    「静かだ この静けさが 力になる日も来るだろう」
  • 太陽を焼け - 肉芽観察記

    東に上る太陽を焼け! それで日が墜ちることなどない おまえの愛すべきものすべて 火に投げ込んで消えるものか それが踏みにじられても 不死鳥のように蘇る その普遍を その魂を おまえが信じなくて どうするのだ 誰も汚すことのできない 聖域は おまえの心にしかない 心の奥底に 砦を築け

    太陽を焼け - 肉芽観察記
    kash06
    kash06 2021/01/29
  • 寒い日 - 肉芽観察記

    雪降り積もる 白い蔵王を見上げながら 子供の頃を思い出す 寒い中 学校まで自転車を 漕ぐ 帰り道 あまりの寒さに 家に帰ってきて ホッとして 泣いたことがあった あの頃は寒い中でも 動くことができた 今はどうだろう 一時間も歩けば 寒さに耐えかねて コンビニか ラーメン屋にでも 入るだろう

    寒い日 - 肉芽観察記
    kash06
    kash06 2021/01/29
    寒い日も、白い蔵王も変わらないのに、子供の日は遠くなってしまった。そんなことを思いました。
  • さよなら、の - 肉芽観察記

    さよなら、の あと 一度だけ ふり返る

    さよなら、の - 肉芽観察記