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皇室と本に関するkaoruwのブックマーク (2)

  • 『雪の階』(中央公論新社) - 著者:奥泉 光 - 原 武史による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    昭和十年、秋。笹宮惟重伯爵を父に持ち、女子学習院高等科に通う惟佐子は、親友・宇田川寿子の心中事件に疑問を抱く。冨士の樹海で陸軍士官・久慈とともに遺体となって発見されたのだが、「で… 昭和十年、秋。笹宮惟重伯爵を父に持ち、女子学習院高等科に通う惟佐子は、親友・宇田川寿子の心中事件に疑問を抱く。冨士の樹海で陸軍士官・久慈とともに遺体となって発見されたのだが、「できるだけはやく電話をしますね」という寿子の手による仙台消印の葉書が届いたのだ――。 富士で発見された寿子が、なぜ、仙台から葉書を出せたのか? この心中事件の謎を軸に、ドイツ人ピアニスト、探偵役を務める惟佐子の「おあいてさん」だった女カメラマンと新聞記者、軍人である惟佐子の兄・惟秀ら多彩な人物が登場し、物語のラスト、二・二六事件へと繋がっていく――。 二・二六前夜、重大な事実知る天之御中主と書いてアメノミナカヌシと読む。『古事記』で一番は

    『雪の階』(中央公論新社) - 著者:奥泉 光 - 原 武史による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
  • [書評]江戸の経済システム 米と貨幣の覇権争い(鈴木浩三): 極東ブログ

    以前「極東ブログ: [書評]にっぽんの商人(イザヤ・ベンダサン)」(参照)で、江戸時代の商人倫理に少し触れたが、同書は当時の貨幣経済について詳しくは書かれていない。それがどうしたわけか、このところ江戸時代の貨幣経済がどうなっていたのか気になっていろいろ散発的に調べてみた。面白いのだこれが。 銭形平次が投げていた銭は寛永通宝だというのはいいが、これって円の単位が確定した昭和28年まで日国の通貨として使えたとは知らなかった、いやそれは曖昧な情報かもしれないのだが。また寛永通宝は中国やベトナムにも輸出していたともいう。それってどういうことなのか。宋通元宝や太平通宝といった宋銭がなぜ和銭ではなく宋の銭なのかはいいとしても、それが流通していたというのは同じ経済圏だったのだろうか。永楽通宝は明が対日向け専用に鋳造したというのだが寛永通宝では逆転したわけだ。それにはどういう歴史的な意味があるのか。

    kaoruw
    kaoruw 2008/06/20
    「大名は廃藩置県などなくてもそのまま財政破綻し自滅しただろうし、武家=コメ本位制度の反動がなければ、山城国の小領主にすぎない天皇家が国家の中枢に持ち出されることもなく」 架空戦記小説よりすごい展開だ
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