ここもと反米独裁国家の経済的な没落が目立つようになってきているように思う。 まずロシアについてはウクライナ侵攻以降、欧米からの経済制裁を背景に物資不足が徐々に進行しており、既にインフレ率は10%近くに到達しており、政策金利も21%と、まだ破滅には至らないが、明らかに余裕は失いつつあることがうかがえる。 【参考ニュース】 ロシアの物価状況(24年11月)-足もとのインフレ圧力はかなり強い 中国も一応2024年の実質GDP成長率は5%だと言い張っているが、概ね嘘だろうという見方が市場では浸透している。 それを裏付けるように国家体制側にあるSDICのチーフエコノミストが実質GDP成長率についてはここ2~3年は2%前後ぐらいが真実の数値ではないかと疑義を呈したことは記憶に新しい。 【参考ニュース】 中国が24年のGDP「5・0%」と発表 疑義を唱え「2%前後」と指摘の著名エコノミスト、習主席が処分