11月2日、ミャンマーの軍事政権が街頭での抗議行動の沈静化を図る一方で、ソーシャルメディア(SNS)上でもそれと並行する戦いが展開されている。写真は道を挟んでにらみ合う警察と軍事クーデターに反対する人々、3月にマンダレーで撮影された提供写真(2021年 ロイター) [シンガポール 2日 ロイター] - ミャンマーの軍事政権が街頭での抗議行動の沈静化を図る一方で、ソーシャルメディア(SNS)上でもそれと並行する戦いが展開されている。軍事政権の戦術に詳しい8人の情報提供者によれば、同政権側ではフェイク(偽装)アカウントを使って反対勢力を批判し、「国家を不正選挙から救うために権力を奪取した」というメッセージを強要しているという。 オンラインプラットフォームとしてミャンマー国内で主流であるフェイスブックは、2月1日のクーデター以来、ミャンマー軍のアカウントを停止した。これに対し軍は数千人の兵士を動