レーザーで網膜に映像投影。 こわいけど、実はメリットばかりな技術2024.11.07 21:0053,031 武者良太 TDKとQD LASERの今とこれから…に期待しちゃう。 より小さい本体サイズで、より精細なビジュアルが見られる時代を目指して、XRデバイスの技術革新が進んでいます。メガネサイズで、VRもARもXRも満足できるようにいろんなメーカーがさまざまな技術を開発していますが、新鮮な驚きを感じたのがTDKとQD LASERのレーザー網膜投射技術です。 人間のね、眼球の奥にある網膜をスクリーンとして、レーザーで映像を投影する技術なんだけど…。 レーザーを眼に当てるって、怖い印象あるよね。 Photo: 武者良太でもね、スカウター型のデモ機の映像を見たら怖さより驚きのエモさのほうが上だった。メガネを外した状態で、視野の中央部も周辺部もパッチパチにピントが合った映像に、自分のなかの常識と
アップルの当初の高い期待値とは裏腹に、販売低迷が伝えられているVision Proに暗雲が漂いつつあります。 アップルが「Vision Pro」ヘッドセットの生産を大幅に縮小し、2024年末までに現行モデルの生産を完全に停止する可能性があると、The Informationが報じました。 同誌によると、この生産縮小は今年の初夏から始まっていたとのこと。これは、アップルが来年までの需要を満たすのに十分なVision Proの在庫を確保できたことを示しているとしています。 Vision Proは、コンテンツの不足と高価格が原因で需要が低迷していると広く報じられています。部品サプライヤーはこれまでに50万台から60万台分の部品を生産済みで、一部の工場では5月の時点でアップルの販売予測の低さを受けて部品生産を停止。現在も数万個の未納入部品が倉庫に保管されているそうです。 アップルは最近、Visio
Metaの新型ARグラス「Orion」実機を体験、ARグラスの壁を超えた秘密を訊く Meta Connect 2024での最大の話題は、ARグラスのプロトタイプである「Orion」が公開されたことだ。 (ARグラスのプロトタイプ「Orion」) マーク・ザッカーバーグCEOが「初めての、完全な機能を備えたARグラス」というOrionは、どのような特質を備えているのだろうか? (Orionを発表するマーク・ザッカーバーグCEO) 実機を体験することができたので、その詳細をお伝えしたい。 また、Orionの秘密について、Metaのアンドリュー・ボスワースCTOに単独インタビューすることもできた。そこで得られたコメントも補いながら、Orionの秘密に迫ってみたい。 (Metaのアンドリュー・ボスワースCTO) 光学シースルーの価値は「社会的受容性」 Orionは、いわゆる「光学シースルー型ARグ
米Metaは9月25日(現地時間)、自社カンファレンス「Meta Connect 2024」にて、開発中のARグラス「Orion」を発表した。同社が10年の歳月を経て作り上げたARグラスで、広視野角ディスプレイや、EMG(筋電図)で操作できるニューラルインタフェースを搭載しながら、単体動作するメガネサイズのデバイスに仕上げた。さながら、アニメ作品「電脳コイル」に登場する「電脳メガネ」のようだ。 Orionは、ビデオパススルーではなく物理的な視界に映像を重ねられるARグラスで、同社CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、ホログラフィックARグラスと呼称する。100g以下の本体に、バッテリー、独自開発の超低電力プロセッサ、広視野角ディスプレイ、スピーカー、カメラ、アイトラッキングセンサーなど、ARグラスに必要なパーツを全て詰め込むことに成功。MetaのAIとも連携し、カメラでユーザーの視界を認識し
Apple Vision Proがアメリカで2月2日に販売が開始されるのを前に先行レビューしたジャーナリストが、Vision Proの素晴らしさと同時に、いくつかの問題点があると指摘しています。カメラやディスプレイの性能は優れているものの、ハードウェア的な限界も感じられるようです。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. Apple Vision Proの販売開始を前にジャーナリストがレビューを公開。 2. 本体デザイン、高解像度のディスプレイやカメラは素晴らしい。 3. 重いことのほか、頭を動かした時のブレ、低照度で解像度が下がるなどの問題も。 デザインの美しさ、ビデオパススルーを賞賛 現地時間1月19日に予約受付が開始され、2月2日に発売されるApple Vision Proは、すでに約20万台が売れたと伝えられています。販売開始を前に、複数のジャーナリストらが先行レビューを公開して
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます ラスベガスコンベンションセンターの後部にある乱雑な廊下の1つ(CESの象徴的存在である派手で清潔なサムスンとLGのブースからアメリカンフットボールの競技場1つ分ほど離れている)で、金属製のドアを通り抜けた。そのドアには、「メディアブリーフィングが行われているため、立ち入りを禁じる」と走り書きされたメモがテープで貼られていた。 いくつかの折りたたみ椅子とテーブル、プロジェクタースクリーン、長い黒色のUSB-Cケーブルで高性能ノートPCと接続されたヘッドマウントディスプレイが置かれたこの殺風景な部屋で、筆者は「CES 2024」の最大のサプライズである製品の非公開デモを体験した。さらに、この製品に携わる数人の誇り高き従業員に単独で話を聞く機
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2 米ジョージア工科大学と米Microsoft Researchに所属する研究者らが発表した論文「TongueTap: Multimodal Tongue Gesture Recognition with Head-Worn Devices」は、VR/ARヘッドセットなどで、口を閉じたまま舌を使って操作するインタフェースに関する研究報告である。 頭部装着型デバイスにおける舌を使った操作は、ハンズフリーだけでなく、唇や顎を最小限に動かし、口を閉じたままで操作できる利点がある。外部から気付かれにくいため、公共の場でも使用しやすい。 しかし、過去の舌
これはVRヘッドセットではない 「VRじゃない、もっとすごいものなんだ! WOW!」 「携帯電話じゃない、iPhone(後のスマホ)なんだ! YEAH!」 という話が大量に飛び交いそうなんで、とりあえずちゃんと釘を刺しておかねば。Timが発表するときにXRとも、VRとも言わずに「an entirely new AR platform」と言っていた。そう、こいつはVRのように見えるが、AR platformとして発表されたものである。ここを見誤ってはいけない。 またTimはこう続けている。「Vision Pro is a new kind of computer」だと。なので、アプローチとしては(当初の)Meta Quest Proに非常に近いアプローチ。あれも「コンピューターを置き換える」ような言い方をしていた。が、Quest Proと、世に広く使われているQuest 2等の「いわゆるVR
The era of spatial computing is here, where digital content blends seamlessly with your physical space. So you can do the things you love in ways never before possible. This is Apple Vision Pro. Learn More: https://apple.co/43DmFHf Audio Descriptions: https://apple.co/441jo4j 00:00 Introduction 01:35 Photos and videos 02:41 Entertainment 03:38 Work 04:19 FaceTime 05:26 Design 06:57 Technology 0
6月1日(米国時間)に、マーク・ザッカーバーグはこの秋にローンチ予定の次世代のVR・MRヘッドセット「Meta Quest 3」を発表しました。Meta Quest 3はより高い解像度、より強力なパフォーマンスに加え、革新的な技術「Meta Reality」、そしてより薄く、より快適な新しいデザインを採用します。Meta Quest 3は、日本を含む現在Meta Questをサポートしているすべての国と地域でこの秋展開される予定です。価格は128GBモデルで74,800円(税込)となり、さらにデータ容量が必要な利用者のために、より大きなストレージモデルも提供する予定です。さらなる詳細は、今年9月27日(米国時間)に開催する「Meta Connect」にて発表する予定です。
Microsoft(マイクロソフト)は、2022年10月に産業用メタバースプロジェクトを立ち上げたが、早くもこの部門に見切りをつけようとしている模様だ。同社は、このプロジェクトで拡張現実(AR)ヘッドセットの「HoloLens 2」を用いて、発電所や産業用ロボット、輸送ネットワークの制御システムなどを操作するためのソフトウエアインタフェースを開発しようとしていた。 ニュースサイトのThe Informationは、この状況を直接知る人物の証言を引用し、マイクロソフトが産業用メタバースプロジェクトに関わる従業員約100人のすべてをレイオフしたと報じている。この人員削減は、同社が1月に発表した1万人(従業員の約5%)の削減の一環という。 「マイクロソフトは、Windowsの巨大なユーザーベースのおかげで、いつでも競合に追いつけると考えている。彼らは、自らが一番手としてリスクを負う必要がなく、メ
HoloLens, Virtual Reality, and Mixed Reality are all but dead at Microsoft. What you need to knowIn the latest update in the massive Microsoft layoffs, we now have a better idea of how deep the cuts run in Microsoft's Mixed Reality team. The team behind AltSpaceVR and also the Mixed Reality Tool Kit have been laid off in their entireties. Potentially, these layoffs throw serious doubt on the futur
Xiaomiがカメラとディスプレイ搭載のスマートグラス発表、価格は約48,000円から スマートフォンや家電を製造販売する中国のXiaomiは、カメラおよびマイクロOLEDディスプレイを搭載したデバイス「Mijia Glasses Camera」を発表しました。中国国内を対象に、2022年8月3日よりクラウドファンディングを開始。同年8月13日からの出荷を予定しています。クラウドファンディング価格は2,499元(約48,000円)、希望小売価格は2,699元(約52,000円)。 (画像: Xiaomi) 2台のカメラと1つのディスプレイを搭載、メガネなしでも使える? 今回Xiaomiが発表したデバイスは、メガネの装着者から見て左側に望遠カメラと広角カメラ、右側にディスプレイとタッチパッドを備えています。2台のカメラにより、一人称視点の映像を手を使わずに撮影できるほか、撮影した映像に含まれ
2015年に開発が始まって以来さまざまな課題に見舞われ、幾度となく発売の予定が延期されてきたというAppleの「複合現実(MR)ヘッドセット」の内情について、Appleの内部関係者から聞き取った結果をまとめたレポートを、海外メディアのThe Informationが公開しました。 The Inside Story of Why Apple Bet Big on a Mixed-Reality Headset — The Information https://www.theinformation.com/articles/the-inside-story-of-why-apple-bet-big-on-a-mixed-reality-headset Apple’s mixed reality headset project challenges explained - 9to5Mac ht
「HoloLens」はMicrosoftのヘッドマウントディスプレイ(HMD)方式を採用した複合現実ウェアラブルデバイスで、既に第2世代モデルである「HoloLens 2」まで発売されていますが、その次期モデルである「HoloLens 3」は登場しない可能性が浮上しました。 これはBusiness Insiderが内部関係者の話として報じたもので、「HoloLens 3」のプロジェクトは廃案となった模様。 その背景として、開発チーム内では「HoloLens」の今後の方向性に関する意見の相違やその他のトラブルが原因で分裂状態に陥っており、1つの派閥はメタバースをメインターゲットとするソフトウェアに焦点を設定することが理想的であると考えているようで、他の派閥はハードウェアに焦点を当てることを支持している模様。 また、「HoloLens」は企業や軍の顧客を中心に展開されていますが、一部のスタッフ
米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)が拡張現実(AR)アプリの拡大に触れ、メタバース(巨大な仮想現実空間)分野への野心を示唆したことに投資家が強く反応した。写真は2018年3月撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic) [ニューヨーク 27日 ロイター] - 米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)が拡張現実(AR)アプリの拡大に触れ、メタバース(巨大な仮想現実空間)分野への野心を示唆したことに投資家が強く反応した。 同社の「アップストア」には1万4000本のARアプリがあり、クックCEOはこの数がさらなる投資によって増えることを示唆。メタバースへの方針を問われ、「われわれはこの分野に大きな可能性を見いだしており、それに基づいて投資を行っている」と答えた。
「HoloLens」開発チームの光学アーキテクトが退社、新たに「Google Labs」に参加か マイクロソフトの「HoloLens」開発チームで、筆頭光学アーキテクトを務めていたBernard Kress氏が同社を退社。グーグルの「Google Labs」に加わったことが報じられています。 グーグルの新ARデバイス関連に参加か? Bernard Kress氏は、2015年にマイクロソフトに入社。その後2021年11月まで「HoloLens」チームに所属していました。同氏はマイクロソフトへの入社以前にはグーグルに在籍しており、今回は古巣に戻った形です。SNS「Linkedin」によると、 Kress氏は現在、グーグルでARハードウェア開発に携わっているとのこと。 Kress氏が参加したとされている「Google Labs」はAR/VR部門と「Project Starline」関連部門、社内
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