アメリカの証券取引委員会は14日、実業家のイーロン・マスク氏が旧ツイッター、「X」の株式を買い進めていた際、株式の大量保有報告を故意に行わなかったとして、提訴しました。証券取引委員会は、報告を遅らせることでマスク氏がより低い価格で株式を取得することができたと主張していますが、マスク氏の弁護士は「何も間違ったことはしていない」と反論しています。 アメリカの証券取引委員会によりますと、実業家のイーロン・マスク氏は2022年の3月14日までに実質的に保有する旧ツイッターの株式が5%を超えましたが、実際に届け出たのは4月4日だったということです。 アメリカでは5%を超える株式の保有については、取得から10日以内に証券取引委員会に報告しなければならないルールとなっていました。 証券取引委員会はマスク氏が故意に報告を遅らせることでより低い価格で株式の取得ができたとして、少なくとも1億5000万ドル、日