米新興EV、苦境に 生産目標届かず、破産申請も 2023年07月01日20時39分配信 破産申請した米新興電気自動車(EV)ローズタウン・モーターズが製造していたピックアップトラック(同社提供・時事) 【ニューヨーク時事】米新興電気自動車(EV)メーカーが苦境に陥っている。一時は「次のテスラ」として期待を集めたが、各社とも生産台数が目標を大幅に下回っているため、収益を上げられず、ローズタウン・モーターズは先週、米連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。他のメーカーにも破産のリスクが忍び寄っている。 米EV新興、破産申請 提携先の鴻海を提訴 ローズタウンは2019年に、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)から工場を買い取り、事業を始めた。ただ、生産開始が当初予定していた21年9月から22年後半にずれ込んだ上、今年2月までに製造したEVのピックアップトラックはわずか4