日本は米空軍特殊作戦コマンドにUS-2の売り込みを行わなかったのではなく、構想発表から矢継ぎ早に開発がスタートしたため日本側から売り込みや提案を行う時間的余地は殆どなかったと言うのが実際のところだろう。 参考:Teaching the Commando new tricks 今年5月に構想を発表、3ヶ月後には開発がスタートしていた米空軍特殊作戦コマンドの水陸両用機MC-130Jに着陸装置を内蔵したフロートを取り付け水陸両用機として利用する計画を進めている米空軍特殊作戦コマンドがエリック・ヒル少将を日本へ派遣、海上自衛隊からUS-2の運用経験や教訓を学んでいるという記事を書いたが、水陸両用タイプのMC-130Jについてもう少し情報を補足しておく。 そもそも米空軍特殊作戦コマンド(AFSOC)が水陸両用タイプのMC-130Jについて初めて言及したのは今年5月で「独自の展開能力を高めるため『地上