「ライトノベル」「ヤングアダルト」「ジュブナイル」など、辞書的には少年少女・若者向けの小説・本という意味ながら、少しづつニュアンスの異なる本のジャンルをまとめて整理してみました。 児童文学と一般文芸の間に位置する、少年少女・若者向けの小説は、日本では1960~1970年代に登場したといわれています。その後、読者層を微妙に変えながら、呼び方が移り変わり、 ジュブナイル → ヤングアダルト → ライトノベル → ライト文芸 と変遷してきました。また、「ジュブナイル」「ヤングアダルト」は教育的に配慮された児童文学の一部とみなされることが多いですが、「ライトノベル」「ライト文芸」は娯楽目的のエンターテイメント小説と見なされています。 若者向けのエンターテイメント小説です。最近の日本の出版社は、若者向け=ゲームや漫画を楽しんでる世代向け、という意味で使っているところが多いので、むしろオタク向けという