小林朋道 @Tomomichikobaya 野生生物と3日ふれあわないと体調が悪くなる動物行動学者。著書は『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 』、『ヒトの脳にはクセがある ー 動物行動学的人間論』、『人間の自然認知特性とコモンズの悲劇』など。 koba-t.blogspot.jp
小林朋道 @Tomomichikobaya 野生生物と3日ふれあわないと体調が悪くなる動物行動学者。著書は『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 』、『ヒトの脳にはクセがある ー 動物行動学的人間論』、『人間の自然認知特性とコモンズの悲劇』など。 koba-t.blogspot.jp
農林水産省がジャンボタニシ放飼を止めるように訴えている。正式の名称はスクミリンゴガイ、俗にジャンボタニシと言われているが見た目が似てるだけでタニシとは異なる種類の南アメリカ産の外来種である。ジャンボタニシという呼び方はタニシの牧歌的なイメージにミスリードしそうなので、ホリエモンではなく堀江貴文と、ひろゆきではなく西村博之と書くように、本稿では基本的にはジャンボタニシではなくスクミリンゴガイと書くようにする。 日本に80年代初頭に持ち込まれ食用として各地で養殖されていたが、需要が乏しく採算がとれないため廃れ、スクミリンゴガイは破棄された。破棄されたものや養殖場から逃げ出した個体が野生化し繁殖、分布を広げ、84年には有害動物に指定されている。 田植え直後の稲を食べるため、稲作農家の天敵ともいえる害虫であり、卵には毒性があって天敵に食べられることがなく繁殖力も強い。スクミリンゴガイによる稲作農家
『窓の外は水槽の中』 あふれる汗で制服のブラウスを濡らしながら、学校まで2キロの道のりを自転車でかけていく。田んぼの真ん中を走る農道はどこまでもまっすぐに続いていて、その先には学校が見えるのに一向に近づかない。空は青く、地平を見渡せばどこまでも緑の田んぼが広がっている。 これが私の住んでいる町の初夏の景色だ。 学校に近づくにつれて、徐々に顔見知りが増えていく。おはよう、おはようと声を掛ける生徒たちの中を縫いながら自転車の速度を上げていく。 正門を抜けて体育館の裏側にある自転車置き場に自転車をとめる。鍵はかけない。どうせこんなボロ自転車盗む奴いない。 玄関で靴を履き替える。玄関は人でごった返している。登校してきた生徒や朝練を終えた運動部員の汗で息が詰まりそうだ。廊下を曲がり、階段を3階にある自分の教室まで上る。教室のドアをくぐると、突然に生臭い臭いが鼻をついた。 教室の後ろの水槽からその匂い
すさみ町立エビとカニの水族館 @ebikaniaquarium 皆さんヤドカリの中身という超マニアックなものがお好きなんですね もっとじっくり堪能したいって方はYouTubeの方に鮮明な動画があるので是非! ↓↓↓↓リンク↓↓↓↓ youtu.be/M6KZxB_Iqvo 頭の中をヤドカリで埋め尽くしましょう #クリスタルヤドカリ pic.twitter.com/UjJJ0vQcKy
海洋生物・ウミウシの一種が、心臓など体の大部分を自ら切断(自切)した後、残った頭部から体全体を再生できることを奈良女子大の研究グループが発見した。失った体の大部分を再生できる例として水生生物のプラナリアやゴカイなどが知られるが、グループは「複雑な身体構造を持つ生物で確認されたのは初めてとみられる」としている。9日付の米科学誌カレント・バイオロジー(電子版)に掲載された。 ウミウシの一種「囊舌類(のうぜつるい)」のうち、食べた海藻から取り込んだ葉緑体で光合成できる「コノハミドリガイ」と「クロミドリガイ」、計15体で確認した。飼育していたウミウシが自切して頭部と体に分離したため、観察を続けたところ、全体の2割以下の重量に過ぎない頭部から1週間以内に体の再生が始まり、3週間後にほぼ完全な状態となった。切り離した体部分は頭部を再生することはできなかったが、それでも最長で…
香川県の展望施設「ゴールドタワー」にある、セーブポイントのような水槽が話題です。豪華絢爛で「もしやボス戦前?」といった緊張感すらある。 金魚の水槽を軸に、クリスタルのようなオブジェがちりばめられたきらびやかな空間 写真家の6151(@besidecoffee)さんが撮ったのは、展望エリア「ソラキン(空金)」の「煌めきシンボリック水槽(セイメイノタンジョウ)」。アート集団「MIRRORBOWLER」とアクアリウムクリエイター集団「UWS ENTERTAINMENT」のコラボにより、ライティング技術と金魚が組み合わさった幻想的な空間が演出されています。 陽光を受けて多彩にきらめく様を撮った写真は、「きれい」「生で見たい」と好評。「HP・MPが全回復しそう」「ワープやショップの機能もありそう」「他のタワーと連携して結界張りそう」といった空想を喚起しています。 画像提供:6151(@besidec
鹿児島県奄美市の小学校で4日、給水用のパイプがつまり、中を調べると、ある生き物が出てきました。 (職員)「よいしょ。よいしょ。あ~、出てきた。すごい。ウナギ~」 パイプの中から出てきたのは、体長30センチのウナギです。奄美市の住用小学校では、4日あさ、突然、裏山から学校の池に水を引いているパイプの水が出なくなりました。 職員がパイプを外して中をのぞいてみると、そこには身動きが取れなくなったウナギの姿が。 (久永浩幸校長)「しっぽを引っ張るが、ウナギさんは中に入ろうとして。ゆっくりしっぽを押していったら、10分がかりでようやく出てきてくれた」 ほかの職員とともに10分ほど試行錯誤した末、ようやくウナギを救出。その瞬間、歓声が上がりました。 (久永浩幸校長)「みんなびっくりしたのと、うれしかったのと。助けてあげられたということで。みんな本当に大騒ぎだった」 救出されたウナギは学校の池で育てるこ
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キャベツを水槽に入れるとウニがキャベツをキャッチして食べます。神奈川県水産技術センターが5年前から始めた取り組みです。みかんも食べます。 神奈川県水産技術センター・臼井主任研究員「海藻がなくなった海の害になっている生き物を駆除しましょうと、これ(ウニ)が駆除の対象だったんです」 ウニは海の海藻を食べますが、海藻の生育が追いつかず、海には身の少ないウニが大量に発生。それを回収し養殖することにしました。問題はそのエサでした。 臼井さん「いろんなものを食べさせてみたら、本当によく食べるんですね」「マグロの皮、おから、パンの耳、お弁当に入っていたおかず食べさせたら…(何でも)食べるんですよ」 三浦半島はキャベツの一大産地ですが、規格外やキズの入ったキャベツは廃棄されるという問題を抱えていました。そこで廃棄するキャベツを分けてもらい、ウニに与えると食べました。 ほとんどなかった可食部は3か月飼育する
同人誌、中でも「評論」と呼ばれるジャンルが好きで(二次創作や肌色系も大好きですが!)、ネットや即売会で目についた本はとりあえず買っている。 その時に買わないと二度と手に入らない(場合が多い)のが同人誌だ。 昨年の夏コミで手にした数冊の中に、ちょっと変わった本があった。 いや評論系の同人誌は基本的に全部変わっている本なんだけど、その中でも特殊な輝きを放っていたのだ。 表紙は派手な水玉がフルカラーでちょっと良い紙に印刷され、 ---------- い か 生 活 ---------- と、書かれているのみ。 そして売り子は若い女性の二人組だ。 ちょっとキョドりつつ見本誌を手に取ってペラペラをめくってみると、とにかく「いかの同人誌」らしいことがわかった。 なるほど、「いか生活」か。それにしてもイカの同人誌って。 イルカなら、あるいはタコならまだわかるけれど、なぜイカにした。 久しぶりに私にとって
動物保護団体のPETA(People for the Ethical Treatment of Animals)が、『あつまれ どうぶつの森』内で抗議活動をしているようだ。同団体は、活動の様子を映した動画をTikTokに投稿し、のちにTwitterでも公開している。このデモ活動は、どうやら博物館のフータに抗議するもの。 動画内では、PETAのTシャツを着たプレイヤーたちが、「水槽を空にせよ」「魚は海のものだ」という看板を立て、抗議している姿が確認できる。複数のプレイヤーがおり、どうやら集団で活動している模様。博物館内に侵入したプレイヤーたちは「水槽を空にせよ!」とメッセージを発しながら走り回り、フータを囲んでいる。フータはわけもわからずきょとんとしている様子。また水槽の前に立ち、「主張」のエモートをしながら、またしても「水槽を空にせよ」と抗議。魚は友達であるとし、解放するように促している。
いまや世界中に感染が拡大している新型コロナウイルスを筆頭に、ニワトリなど鳥類を死に追いやる鳥インフルエンザや豚に感染しほとんど死滅させるアフリカ豚コレラも中国で爆発的に流行し近隣諸国に被害を拡大させている。そんな状況下、さらにもう一つ謎のウイルスが中国で感染を拡大していることが明らかになった。 それはエビやロブスター、ザリガニ、カニなどの甲殻類などシーフードの高級食材に大きな被害をもたらす「十脚目虹ウイルス」と呼ばれ、主に中国南部の広東省を中心に中国から東南アジアの沿海部で流行しているもの。このウイルスにより、養殖されたエビがほぼ全滅。中国では2013年から2018年の5年間でシロエビの生産量が30万トン減少するなど、養殖業に大きな被害を及ぼしている。
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