彗星周回探査機ロゼッタ(Rosetta)から切り離された実験用着陸機「フィラエ(Philae)」。ロゼッタ搭載のカメラが撮影。欧州宇宙機関(ESA)提供(2014年11月12日提供)。(c)AFP/ESA/Rosetta/MPS for OSIRIS Team MPS/UPD/LAM/IAA/SSO/INTA/UPM/DASP/IDA 【11月13日 AFP】(一部更新)欧州宇宙機関(ESA)の彗星(すいせい)周回探査機ロゼッタ(Rosetta)から切り離された実験用着陸機「フィラエ(Philae)」は日本時間の13日未明、世界で初めて彗星に着陸した。だが、彗星表面への固定には失敗し、管制センターでは懸念が広がっている。 ESAの発表によると、フィラエは、地球から5億1000万キロあまり離れた距離で行われた危険な降下ミッションを切り抜け、67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(Comet