スーダン・南コルドファン(South Kordofan)州の州都カドゥグリ(Kadugli)から北東に約20キロ離れたDaldakoで、地域の奪還を喜ぶスーダン政府軍兵士と政府系民兵「ラピッドサポート・フォーシーズ(Rapid Support Forces)」の戦闘員ら(2014年5月20日撮影、資料写真)。(c)AFP 【7月2日 AFP】国際医療支援団体「国境なき医師団(Doctors Without Borders、MSF)」は1日、内戦状態に陥っている南スーダンでは、多数の入院患者が処刑されるなど、「人間の尊厳に対する侮辱」と言える状況にあり、ここ数十年で最悪の情勢に陥っていると訴えた。 MSFの南スーダンでの活動責任者、ラファエル・ゴルジュ(Raphael Gorgeu)氏は、同国では入院患者が病床で銃殺されたり、救命用の医療設備に火が付けられたりしており、数十万人が医療サービス