日本オラクル株式会社が2014年8月19日に発表した「Oracle Marketing Cloud」は、クラウド型サービスとして利用できるマーケティングプラットフォームだ。次に示す4つのツールによって構成され、日本オラクルやそのパートナー企業をとおして提供される。 Oracle Eloqua(エロクア) マーケティング・オートメーション・プラットフォームOracle Responsys(レスポンシス) クロスチャネル・マーケティング・プラットフォームOracle Social Cloud ソーシャルメディア管理ソリューションOracle BlueKai(ブルーカイ) データマネジメント・プラットフォームこれらのツールは、元々個別に提供されていたものを、オラクルが1つのマーケティングソリューションにまとめたものだ。マーケティング施策にあわせて単独で使うこともできるが、連携させることで価値が増
Google アナリティクスも入っていない。改善に向けた手元データもない。このような状況からサイトのデザインは一切変えずに、ユーザー行動観察による仮説検証で、ウェブ経由の問い合わせ数を10倍にした自動車保険代理店のホームーページ改善プロジェクトの裏側を大公開! ホームページ改善の背景:ネット系損保の台頭で、新規営業に苦戦本記事では、社員数30名程度の官公庁向けの保険代理店が、徹底したユーザー視点でのホームページ改善により、自動車保険のウェブ経由問い合わせ数を10倍に伸ばした取り組みをご紹介します。まずは、この保険代理店が置かれていた背景を簡単に整理します。 背景1:対面営業がないビジネスモデルこの保険代理店は官公庁に特化していることで、「団体扱保険※」という制度があり、それがサービス上の強みとなっていました。また、官公庁内の情報誌に広告を出すなどの地道なプロモーションを継続していたため、社
調査・コンサルティングの矢野経済研究所は、クラウドソーシングサービス市場の調査を行い、結果を7月30日に発表した。2013年度のクラウドソーシングサービス流通金額規模は、仕事依頼金額ベースで前年度比101.7%増の215億円だった。クラウドソーシング事業者に対する直接面談や電話、メールでの取材、文献などで4~7月に調べた。クラウドソーシングサービスは、企業・団体がインターネットを介して不特定多数の登録ワーカーに業務を委託するサービスを指し、調査では、依頼した仕事の金額総額を流通金額規模として算出した。 2011年3月の東日本大震災以降の在宅ワークやテレワークへの需要の高まりを背景に、流通金額規模は2012年度に前年度比140.5%増と高い伸びを示した。2013年度はクラウドソーシング事業者の積極的なPRの効果もあり、認知度がさらに高まり、引き続き順調に増加した。2014年度には、業界団体の
今日は、先だっての東京都知事選に関連した、小泉純一郎さんのツイッターアカウントの使い方が、あまりにも典型的な「もったいない使い方」だったことを指摘するとともに、なぜそうなってしまったのか、どうするべきなのかを考えてみます。 短期にゴール達成を促進するのは、ソーシャルの得意分野ではないご存じ小泉純一郎さんの公式ツイッターアカウントですが、都知事選にからんでこんな動きをしていました。 1月19日 公式ツイッターアカウントを開設1月21日 なぜか事務所が開設を否定して、閉鎖(1月23日 都知事選告示)1月27日 「やっぱりやります」と再開(2月 9日 都知事選投開票)2月 9日 32件目のツイートで「これでツイッターを閉じさせていただきます」10万弱のフォロワーいるのに、典型的な「もったいないソーシャルメディアの使い方」でした。 どういう点がもったいないのでしょうか。それは、次の点です。 選挙と
NPSはスコアがマイナスからプラスの値をとるのがいいですね。5段階評価のアンケートとは精神的にそうとう違うものがあります。 単発のキャンペーンは会社の売上として大きくても、「悪しき利益」になりやすい構造がある。ソーシャルメディアバブル時代の悪しき利益体験をしたからこそ身に染みて感じている部分があります。 企業のソーシャルメディア活用を支援するアジャイルメディア・ネットワーク(以下、AMN)は、「読者・企業・ブロガー全員に意味のあるサービス」を目指して2007年に設立された。現在は、クチコミしてくれるファンを「アンバサダー」と定義し、アンバサダーを重視したソーシャルメディア活用やリレーション構築支援、キャンペーン施策の企画・提案などのサービスを提供している。 同社にとって、クライアントである大手企業はもちろんのこと、ブロガーやソーシャルメディアユーザーなどの情報発信者も重要なステークホルダー
今日は、「マーケットイン」と「プロダクトアウト」という言葉について、一般的にいわれている定義が少し違うのではないかという話を。 結論から言うと、「マーケットイン」も「プロダクトアウト」も、どちらも顧客のニーズをベースにしており、違いは「顕在化したニーズ」に対応する手法か、「顕在化していないニーズ」に刺しに行くものかという点だと考えているのです。 「マーケットイン」と「プロダクトアウト」の意味として一般的にいわれているのはこんな感じではないでしょうか。 マーケットイン ―― 顧客が求めるもの・必要とするものを提供する方針 プロダクトアウト ―― 作り手が良いと判断したものを提供する方針 しかし、私はこの定義の「プロダクトアウト」はおかしいのではないかと思うのです。企業が顧客のニーズを把握せずに、自分たちの都合だけで製品やサービスを企画して提供するなんてことは、(常識で考えると)有り得ません。
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
検索順位が上がるのを期待してリダイレクトを設定したのに、何も起こらなかった。そんな経験はないだろうか? あるいは、さらに悪いことに、トラフィックを減らしてしまったという人は? 301(恒久的に移動)リダイレクトは、正しく使えばごちゃごちゃしたアーキテクチャをすっきりと整理し、古くなったコンテンツの問題を解決し、ユーザー体験を向上させるという力を発揮する。それでいて、リンク資産や順位獲得能力はそのまま維持できる。 ただし、使い方を間違えると悲惨な結果をもたらしかねない。 グーグルは2012年から、質の低いリンクに対する取り締まりを強化した。このため、301リダイレクトの誤った使い方によってダメージを受ける可能性が大きく高まった。 さらに、グーグルが関連性のないリダイレクトの取り扱い方を若干変更したという証拠もある。 こうしたことから、301リダイレクトを正しく実装することの重要性、以前にも増
今日は、アクセス解析の話題を。なんとWeb担では、夏頃からアクセス解析のデータを調べるのをやめています。それはなぜか、それでいいのでしょうか。 「アクセス解析のデータを調べるのをやめた」とは言うものの、実際にはまったくアクセス解析データを見ていないわけではありません。全体のトラフィックがどんな感じに推移しているのか、検索エンジンからのトラフィックは安定しているかといったデータはチェックしています。 これは、サイトの「状況やトレンド」を把握して、もし何か想定と違った動きがあれば対処するための、定点観測的・受動的なアクセス解析です。こちらは、さすがにやめるわけにはいきません。サイトの状態がまったくわからなくなってしまえばWeb担のことをだれにも説明できませんし、大きなトラフィック減少があれば原因を調べて対応しなきゃいけませんからね。 それに対して、最近やらなくなったのは、サイトの構成要素ごとの
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