ブラジルの金融と産業の中心地、サンパウロ(Sao Paulo)を9日、裸のサイクリストらの一団が走り抜けた。全裸の人も含む参加者たちは、サンパウロが自転車に乗る人たちにとって危険な街であること、自転車専用レーンが不足していることなどを訴えた。人口1100万人の同地で、自転車専用レーンの総延長はわずか67キロメートルだという。 自転車に乗ること、そして人間の体を称賛するとともに、自動車や排ガス、強引な車の運転に抗議して行われる「裸の自転車乗り(Naked Pedalling)」は、今年で6回目となる。サンパウロのほか、ポルト・アレグレ(Porto Alegre)やペルーの首都リマ(Lima)など、その他の都市でも開催された。 サンパウロで参加したある人は地元メディアに対し、「車に乗っていない私たちがどれほど被害を受けやすいか、それを示すために裸になっている」と語った。一方リマでは、自転車専用
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