決算発表が出ないことを怪しんでストップ高まで買われたエックスネット、TOBされるどころか逆に資本提携解消で切られて過剰にお金が流出するお笑い劇場に
はっきりいってぼくはブロマガなんか書いている時間はない。 でも、任天堂とDeNAの昨日の驚くべきニュースとそれにつづくいろいろな ひとの感想。とくに否定的な論調の記事を見るにつけ、どうしてもひとこと 書かなくていけないという衝動にかられた。 なぜか。それは本当にいまぼくがこんなものなど書いている時間なんてないからだ。 4月10日に書き下ろしで発売される予定の本の原稿がまだ半分しかできていないのだ。 そんなとき、ぼくはネットで喧嘩をしたり、余計な文章を書きたいという衝動を 押さえられなくなるのだ。 でも、本当に時間なくてやばいので感想を要点だけ。 ・ 大前提として任天堂岩田社長は一石三鳥以上は狙っているだろう。 ・ 任天堂がネット戦略をすすめるにおいてもっとも不足しているリソースはおそらくウェブエンジニアではないか。それも大量に欲しいはず。一定レベル以上のウェブエンジニアを数百名程度提供でき
「スマートデバイスとゲーム専用機の間に、架け橋を架けていきたい」――任天堂の岩田聡社長は3月17日、ディー・エヌ・エー(DeNA)との業務・資本提携について記者会見し、こう述べた。「やる以上は、絶対の勝算をもって臨みたいと考えてきた」という岩田社長は、「情熱」を感じたというDeNAとの協業で「この勝算を一緒に創り出すことを目指す」と意気込む。 両社は「マリオ」や「ゼルダ」など任天堂IP(知的財産:ソフトやキャラクター)を活用したスマートデバイス向けゲームアプリを共同開発・運営。任天堂の強力なIPとDeNAのスマホゲーム開発・運営ノウハウを組み合わせ、競争力の高いスマートフォンゲームをグローバルに展開する。 任天堂はスマホゲームに本格的に踏み出す一方で、「ゲーム専用機ビジネスへの情熱や展望を失ったわけではない」とも強調し、新ゲーム機プラットフォーム「NX」(開発コードネーム)の開発を進めてい
任天堂とDeNAが共同会見を開き、資本提携および業務提携を行うことを発表した。資本提携により、互いの株式を交換する結果、任天堂はDeNAの第2位の大株主となる。また、業務提携によって、新たな会員制サービスを共同で構築し、任天堂のIP(知的財産)を使ったスマートデバイス(スマートホン・タブレット)向けゲームをリリースすることとなる。 今まで頑としてスマートデバイス向けのゲームリリースを行っていなかった任天堂が方針転換をしたと、センセーショナルに報道されることとなったが、実際の会見ではどのように発表されていたのだろうか。 禁じ手だった?スマートデバイス参入 任天堂株式会社 株式会社ディー・エヌ・エー 業務・資本提携共同記者発表 任天堂のサイトに会見時のプレゼン資料が掲載されている。 まず驚くことに、今回の提携への協議は2010年6月にスタートしている。2010年6月はiPhone4がリリースさ
2015年3月17日、任天堂とDeNAが資本業務提携を結び、任天堂キャラを使ったスマホゲームの開発や、会員制サービスを共同開発すると発表しました。任天堂社長・岩田聡氏とDeNA社長・守安功氏による会見の全文を書き起しました。 任天堂とDeNA、業務・資本提携へ 司会:皆様、本日は大変お忙しい中、任天堂・DeNA共同記者発表会にお集まりくださいまして誠にありがとうございます。本日は任天堂株式会社取締役社長・岩田聡。株式会社DeNA代表取締役社長兼CEO・守安功。こちらの2名からご挨拶及びに本日の発表内容について、ご説明させていただきます。 それでははじめに任天堂株式会社・取締役社長の岩田聡からご説明申し上げます。 岩田聡氏(以下、岩田):本日は急にお集まりいただきありがとうございます。任天堂社長の岩田でございます。本日はDeNAの守安社長とともに本日両社がそれぞれ発表しました業務提携、資本提
任天堂とディー・エヌ・エー(DeNA)は3月17日、業務・資本提携することで合意した。任天堂IP(知的財産:ソフトやキャラクター)を活用したスマートデバイス向けゲームアプリを共同開発・運営するほか、多様なデバイスに対応した会員制サービスを今秋の開始を目指して共同開発する。 業務提携では、「マリオ」など家庭用ゲーム機で創出した任天堂の強力なゲームタイトルとキャラクター、「Mobage」を展開するDeNAのインターネットサービス、スマートフォン向けゲーム開発ノウハウを組み合わせ、世界市場向けに展開していく。 任天堂IPを活用したスマートデバイス向けゲームアプリを新規に開発・運営する。任天堂はユーザーが自社IPに触れる機会を増やすことができ、DeNAは任天堂IPの活用でモバイルゲーム事業を世界的に強化できるとしている。 両社はスマートフォン/タブレットのほか、PCなど多様なデバイスに対応した新基
任天堂株式会社 取締役社長 岩田 聡: 本日は、急にお集まりいただき、ありがとうございます。 任天堂社長の岩田でございます。今日は、隣にいらっしゃるDeNAの守安さんと一緒に、本日両社がそれぞれ発表いたしました、業務提携・資本提携について、ご説明いたします。 岩田: 私が守安さんといちばん最初にお会いしたのは、2010年6月のことです。 最初は、「モバゲーに任天堂IPを供給してもらえないか」というご提案をいただくことから始まったやりとりでした。しかし、守安さんは、任天堂と組む可能性について非常に情熱をお持ちで、その後も継続して話し合いを続けてきました。 大きな環境変化に向き合う今、両社の組み合わせが、グローバルに相乗効果を生み出すチャンスが大いにあることを、あるとき私は確信しました。その後、私と守安さんに続き、両社の複数のキーマン達が話し合いを重ねてきました。 その結果、業務提携して協業し
NINTENDO64ソフト「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」が発売されたのは2000年4月27日、いまから15年前だ。前作「ゼルダの伝説 時のオカリナ」が1998年11月21日に発売されて、わずか1年5ヶ月でのリリースである。 「社長が訊く」でも触れられているが、延期を繰り返して長時間待たせた時のオカリナの反省があり、わずか1年で開発するために時のオカリナの3Dモデルを流用して、このムジュラの仮面が開発された。 同じ3日間を何度も繰り返すという、この作品の最大の特徴は開発期間の短縮のために生まれた。独特のシステムゆえに、不具合も多く、開発期間の短さからか謎解きに不親切な部分が多く見られ、時のオカリナと比べて評価が分かれる作品となった。好きな人はとことん好き、嫌いな人は途中で投げ出してしまうゲームだった。 ムジュラの仮面は当然発売日に買ったし、当然クリアもしたが、何度も何度もクリアした時のオカ
——TPSのようなシュータータイプのゲームで、任天堂としては、珍しいジャンルだと感じました。開発の経緯を教えていただけますか? 野上 本作のスタッフは、Wii Uのローンチタイトル(本体と同時発売のタイトル)に関わっていた者が多く、Wii Uの機能をだいぶ把握できたところで、 既存の枠を取り払った何か新しいものを作ろうという話からスタートしました。いろいろな企画が出たのですが、その中で残ったものが『スプラトゥーン』です。 ——いつごろから動きだしていたのでしょうか? 野上 阪口が『Nintendo Land(ニンテンドーランド)』、天野が『New スーパーマリオブラザーズ2』、私がWii Uの本体機能を作っていたのですが、それらが終わった後くらいに動き出しました。 阪口 ほかのスタッフも、Wii Uのローンチタイトルに参加していて、一度Wii Uの開発に触れていた者が多いですね。 ——最初
本文の一部を引用される場合は、必ず、本ページのURLを明記、 または本ページへのリンクをしていただくようお願いいたします。 みなさん、こんにちは。任天堂の岩田です。 昨年は一度も「社長が訊く」を公開しませんでしたので、 みなさんにお届けするのは、本当にひさしぶりになります。 昨年、わたしは病気をして手術をしましたので、 そのことが「社長が訊く」が新しく公開されていない理由だと 感じておられたみなさんも多いかもしれません。 ただ、実際のところ、わたしは、自分の病気のことを知る前から、 「少しお休みをいただいて充電しよう」と思っていたんです。 昨年の終わりごろから、「そろそろ再開させてもらおう」と考え、 「最初にどのソフトではじめたらいいのか?」と考えていたときに 『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』のリメイクを発表したときの とても大きな反響に、わたし自身もビックリして、 このソフトで再開しよう
平素は任天堂商品をご愛顧いただき誠にありがとうございます。 任天堂の会員制サービス「クラブニンテンドー」は、2003年10月のサービス開始から11年以上が経過いたしております。その間、ゲームボーイアドバンス、ニンテンドーゲームキューブ、ニンテンドーDS、Wii、ニンテンドー3DS、Wii Uのハードウェアと、それらに対応する計5,140タイトルのソフトウェアを皆様にご愛顧いただき、約620万人の会員の皆様から貴重なご意見を頂戴してまいりました。 この度弊社は、今まで以上に皆様のプレイスタイルに合ったサービスを提供できるよう、新しい会員制サービスを、今秋開始を目指して準備を進めさせていただくことになりました。 つきましては、クラブニンテンドーのサービスを下記のスケジュールにて終了させていただきますことをお知らせ申し上げます。サービスをご利用中の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解の
任天堂・岩田氏をゲストに送る「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」最終回――経営とは「コトとヒト」の両方について考える「最適化ゲーム」 編集部:TAITAI カメラマン:佐々木秀二 12345→ 連載第20回めとなる,ドワンゴ・川上量生氏との対談企画「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」。最終回となる今回の“ラスボス”的ゲストは,日本――いや,おそらくは世界最強の“ゲーマー経営者”である任天堂の岩田 聡氏です。 コンピューターオタクだった学生時代を経てゲーム開発者になり,現在は,任天堂の取締役社長を務める岩田氏。昨今は,「Nintendo Direct」や「社長が訊く」でもお馴染みの岩田氏は,実際にはどんな人物で,どんなことを考えているのでしょうか? 読者にもおなじみの,任天堂社長としての岩田氏だけではなく,プログラマーとして,ゲーマーとして,あるいは一人の人間として――さまざまな角度
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