10月に経営統合したKADOKAWA・DWANGOの川上量生(のぶお)会長(46)が、朝日新聞の取材に応じた。本が売れなくなった理由を「コピーされやすいことだ」と指摘し、違法コピーを防ぐため、書籍を未完のまま更新しながら「定額制」で読めるサービスの開発などに取り組む考えを示した。新サービス「ニコキャス」も近く始める。 川上会長は、動画投稿サイト「ニコニコ動画(ニコ動)」で知られるドワンゴの創業者。「ネットでは文字や音楽などが違法コピーされ、価値のあるコンテンツにお金が支払われにくくなっている」と指摘する。 また、「アマゾンなどのネット通販が、書籍などの価格を押し下げている」とも語り、制作者に利益が還元されなくなっていけば「市場がしぼんでいく」との危機感を示した。
ドワンゴは9月25日、電子書籍ビューワーアプリ「i文庫」をNagisaWorksから譲り受けると発表した。開発者の浅田康之さんはドワンゴの電子書籍開発チームに加わる。 i文庫は2010年に初代が公開されたスマートフォン/タブレット向け定番アプリで、文庫本の読みやすさを取り入れたのが特徴。14年5月までに累計で40万以上ダウンロードされているという。 ドワンゴは「ニコニコ静画」でマンガなど多数の電子書籍コンテンツを扱っており、出版社との連携も進めている。 関連記事 芥川賞・直木賞の全候補作、冒頭部分をブロマガで無料公開 芥川賞、直木賞の全候補作の冒頭部分が試し読み用として「ブロマガ」で無料公開された。 無料で小説読める「ニコニコ連載小説」 「俺妹」「キマイラ」など 著名作家などの連載小説を配信する「ニコニコ連載小説」がスタート。「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」などが無料で読める。 「同じ
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