まさか発達障害だったなんて (PHP新書) 作者: 星野仁彦,さかもと未明出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2014/09/13メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を見る Kindle版もあります。 まさか発達障害だったなんて 「困った人」と呼ばれつづけて PHP新書 作者: 星野仁彦,さかもと未明出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2014/12/02メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 人の話を聞かない、急に感情的になる、約束を守らない―「変わった子」といじめられて育ち、その原因に気づかないまま職場や家庭の「困った人」に。さかもと氏もそうだった。「甘え」だと家族に否認されてきた彼女は、最近、発達障害の専門医である星野氏と出会い、ADHDを合併したアスペルガーと診断された。悩み抜いた者にとって、それは驚きであ
「ファスト風土」とよばれるような土地を舞台にした話題の小説があるという話は前々から聞いていたのですが、このたび勇気を振りしぼって、山内マリコ氏の『ここは退屈迎えに来て』を読んでみました。 ここは退屈迎えに来て (幻冬舎文庫) 作者: 山内マリコ出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2014/04/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (15件) を見る 以下はこの小説の感想文です。既読の方、未読だけどネタバレ上等の方以外は、注意してお読み下さい。 ファスト風土はなぜ“退屈”なのか まずこちらの小説に対する私の第一印象なんですが、何かもうタイトルだけで8割くらい持ってってるというか、「勝ち」だな、と思いました。 この小説の舞台は、前述したように「ファスト風土」とよばれるような地方都市です。構成としては全部で8編の小説からなる短編集で、8編それぞれの主人公は別ですが、すべて同じ地方都市を舞台
『絶対に受けたくない無駄な医療』では、米国の医学会が「Choosing Wisely」で挙げた100の無駄な医療を列挙している。 前回の連載で指摘しているように、無駄な医療の中には、医師により誘発されたものも存在している。世界的に権威のある医学誌の一つ、「Lancet(ランセット)」に2011年に掲載された論文からその一端を読み取ることができる。ここで指摘されたのは、「医師の自由放任主義」だ。それが機能してきた面はあったが、既に限界に達しているという指摘だった。 Choosing Wiselyの具体的な内容を改めて見ていきながら、構造問題に紐解いていこう。 はじめに、読者のみなさんにひとつ質問をしようと思う。見出しでも打ちだしているが、CT検査で受ける被曝量がどの程度か、という質問だ。
読みながら、「うぁ、ここまで言っちゃっていいのか」と、その大胆でスリリングな主張に、何度もうなった。『脳科学は人格を変えられるか?(エレーヌ・フォックス)』(参照)である。 たとえば私が不用意にこんなことを言おうものなら、今の日本のネットの世界では、トンデモ、偽科学、科学リテラシー皆無といった罵倒を多数くらうんじゃないか、ともふと思った。その内容はどんなものか? これらの発見は、遺伝子は何世代もかけてゆっくり変化するという伝統的なダーウィンの進化論の概念とまっこうから対立するものだ。 「伝統的なダーウィンの進化論の概念とまっこうから対立」していいのか? いや、現代のダーウィンニズムは「伝統的なダーウィンの進化論」とは異なるから、それでいいのだ……ともいえる。だが、ここでは「遺伝子は何世代もかけてゆっくり変化する」という考えは、あっさり否定されているのである。そこまで言っていいのだろうか?
お金と感情と意思決定の白熱教室: 楽しい行動経済学 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、行動経済学ファンにはお馴染み、ダン・アリエリー教授の最新作。 以前も触れたんですが、NHKの『白熱教室』シリーズに登場してたなんて、知りませんでしたよ。 アマゾンの内容紹介から。人間の奇妙な行動や心理パターンを面白実験やケーススタディを通して解き明かし、行動経済学ブームに火をつけたダン・アリエリー教授。サンフランシスコで行なわれた教授の集中講義には、最新の学問を学んでビジネスのヒントにしようと、シリコンバレーの起業家をはじめとするアメリカ西海岸の野心家たちが集まった。ビジネスのみならず、日常生活にも役立つさまざまなアイディアに溢れた講義全6回を完然収録した、NHK Eテレの人気番組「お金と感情と意思決定の白熱教室―楽しい行動経済学の世界」の書籍版。 興味ぶかいネタの数々に、またもや付箋を貼りまくりました!
いろいろな中から選ぶ。選ぶのが苦手な私にとっては、結構大変だったりします。 決定力!正解を導く4つのプロセス - 読書で本から学ぶブログ そしてそれは、どうも私だけではないようです。 ということを、こちらの本、『選択の科学』を読むとわかります。 選択の科学 作者: シーナ・アイエンガー,櫻井 祐子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2010/11/12 メディア: 単行本 購入: 27人 クリック: 666回 この商品を含むブログ (94件) を見る ジャムの実験 このシーナ・アイエンガー教授の有名な実験、「ジャムの実験」というものがあります。 試食コーナーで、ジャムの試食を行ったところ、24種類のときは買い物客の60%が試食に立ち寄ったが、6種類のときは買い物客の40%しか訪れなかった。 しかし、6種類の試食に立ち寄った客のうち、ジャムを購入したのは30%だったが、24種類の試食の
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