独ベルリン(Berlin)の博物館にあるタイプライター(2012年12月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/JOHN MACDOUGALL 【7月12日 AFP】ロシア政府の情報通信の安全保障を担う国家機関が、コンピューターからの情報漏れを防止する手段として、タイプライターの購入を検討している。関係筋が11日、明らかにした。 連邦入札公告情報サイト「zakupki.gov.ru」によると、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領ら露政府要人らの警護も担うロシア連邦警護庁(FSO)は、48万6000ルーブル(約150万円)ほどの予算で電子タイプライターの購入を計画している。 紙の書類が散乱していた旧ソ連時代の官僚政治に逆戻りするかのような計画は、内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」による重要機密書類の公開や、米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・ス
