「ゆっくりした街」を意味する「チッタスロー(Cittaslow)」運動のシンボルマークを持つ伊中部ウンブリア(Umbria)州オルビエート(Orvieto)のアントニオ・コンチーナ(Antonio Concina)町長(2014年1月8日撮影)。(c)AFP/ALBERTO PIZZOLI 【2月8日 AFP】「スローフード」の発祥地イタリアから新たに生まれた「スローシティー」運動が世界的に注目を浴びている。 古城とブドウ畑に囲まれた伊中部ウンブリア(Umbria)州のオルビエート(Orvieto)は、中世からある丘の上の美しい街だ。元ジャーナリストのピエール・ジョルジョ・オリベーティ(Pier Giorgio Oliveti)さんは、「ゆっくりした街」を意味する「チッタスロー(Cittaslow)」という街づくりを韓国やトルコ、米国など28か国に広める手伝いをしてきた。「チッタスローは私