タイ・バンコク(Bangkok)で行われた大規模な反政府デモで、アピシット・ウェチャチワ(Abhisit Vejjajiva)首相(当時)邸の前で「赤シャツ隊」を率いる仏教僧(2010年4月12日撮影)。(c)AFP/Christophe ARCHAMBAULT 【10月29日 AFP】タイの検察当局は、2010年に反政府デモの弾圧で死者が出たことをめぐり、アピシット・ウェチャチワ(Abhisit Vejjajiva)前首相とステープ・トゥアックスバン(Suthep Thaugsuban)前副首相を殺人罪で起訴することを決めた。当局者が28日、述べた。 2010年、「赤シャツ隊」と呼ばれるタクシン・シナワット(Thaksin Shinawatra)元首相の支持者らを中心にバンコク(Bangkok)中心街で大規模な抗議デモが行われ、デモ隊と治安部隊が繰り返し衝突した。治安部隊は実弾を発砲し、