ソニーは5月2日、PC事業を日本産業パートナーズ(JIP)に売却する正式契約を結んだと発表した。7月1日をめどに「VAIO株式会社」が事業を開始する。 JIPのファンドとソニーが出資する特別目的会社にVAIOブランドで展開する日本国内のPC事業と関連資産の一部を承継させる形。7月1日をめどに取引を完了する予定。 発足する「VAIO株式会社」(英語名はVAIO Corporation)は出資金10億円でJIPが95%、ソニーが5%を出資。社長にはソニーから関取高行氏が就任し、従業員数は約240人。 関連記事 ソニー、市場の不信感高まる恐れも PC不振 3度目の下方修正 ソニーが通期業績を下方修正し、最終損益が1300億円の赤字になる見通しと発表した。下方修正は3度めで、市場の不信感が高まる恐れもある。 ソニー通期、再度下方修正 1300億円の最終赤字へ ソニーが通期決算予想を1300億円の最