パキスタン・ラホール(Lahore)で、殺人未遂容疑で訴追された後、裁判所の保釈命令を受けて保釈保証書に母印を押される生後9か月のモハマド・ムーサ(Mohammad Musa)ちゃん(2014年4月3日撮影)。(c)AFP 【4月7日 AFP】パキスタンで、生後9か月の男の子が殺人未遂容疑で逮捕・訴追された。背景にパキスタン特有の法律上の欠陥があるという。 担当弁護士がAFPに4日、明かしたところによると、モハマド・ムーサ(Mohammad Musa)ちゃんは家族とともに、2月1日に労働者階級が多く住むアハタ・タネダラン(Ahata Thanedaran)地区でガス会社の社員に石を投げつけたとして逮捕された。犯行現場に居合わせたとされる警察官の調書によれば、容疑は殺人未遂だという。 ムーサちゃんは3日、祖父ムハンマド・ヤシン(Muhammad Yasin)さん(50)に肩車をされ、泣きなが