宮崎駿さんのアニメ映画「風の谷のナウシカ」に登場する飛行装置「メーヴェ」をモデルにした小型飛行機が、27日に北海道滝川市で開かれるイベントで展示される。制作したのは東京の芸術家、八谷和彦さん(48)。きっかけは11年前に起きたあの戦争だった。 「キーン」というジェットエンジンの音を響かせながら、カモメに似た形の飛行機がふわりと飛び上がる。ヘルメットをかぶった八谷さんが機体の上にうつぶせで寝そべり、微妙な体重移動で操縦する。 24日早朝、滝川市中島町にある「たきかわスカイパーク」の滑走路で、テスト飛行が繰り返された。3日後にここで開催される「サマースカイフェスタ2014」で展示される。