【4月22日 Relaxnews】アルコール飲料を一切提供しない酒場形式の店、通称「ドライ・バー(dry bar)」が、世界各地でじわじわと数を増やしている。お酒を全く飲まない人や、アルコール依存症・麻薬中毒からの回復を目指す人など、少数派ながら「アルコールフリー」環境を必要とする人たち向けの店だ。 米シカゴ(Chicago)近郊に今月末オープン予定の「ジ・アザー・サイド(The Other Side)」も、その1つ。地元紙デイリーヘラルド(Daily Herald)によると、このバーで提供される最も強い飲み物はエナジードリンクだという。 ジ・アザー・サイドの経営者は、回復中の元ヘロイン中毒患者だ。倉庫のロフトスペースを改装したバーは、ソファに大型テレビ、ビリヤード台、バンドのライブ演奏など、一般的なバーやパブとほとんど同じ雰囲気を提供しつつ、飲酒がもたらす弊害だけを排除した環境となってい