去年8月、当時61歳の父親を包丁で刺殺したとして、殺人の罪に問われていた北海道深川市の28歳の男の裁判員裁判で、10月23日、旭川地裁は、男に懲役11年を言い渡しました。 公務員を定年退職したばかりの父親と、…
重いダウン症の長男(当時27)の将来を悲観した妻(同53)に頼まれ、2人を殺害した夫(57)に対する判決が4日、さいたま地裁であった。死刑を求めた夫に裁判所が出した答えは、懲役7年(求刑同10年)。若園敦雄裁判長は「長男がダウン症を持って生まれてきたことには必ず意味がある。あなたが生き残ったことにも意味がある」と諭した。 長男正大さんに対する殺人と、妻きみ衣さんに対する承諾殺人の罪に問われたのは、埼玉県川越市の福島忠被告。福島被告は公判で「体調が悪化して長男を介護できないと自分を責める妻に『3人で死のう』と言われ、決意した」と語った。 検察側の冒頭陳述や福島被告によると、長男の症状は重く、知能は2、3歳程度。生後間もなく医師に「20年ほどしか生きられないのでは」と言われたといい、夫婦は「子どもに罪はない。20年を大切にしてあげよう」と誓った。 食事やトイレなども付ききりで妻が世話した
東金市の路上で保育園児成田幸満ちゃん(当時5)の遺体が見つかった事件で、県内の障害者の親で構成する3団体が殺人容疑などで逮捕されている勝木諒容疑者(21)への取り調べの可視化などを求める要望書を6日、東金署と千葉地検に提出した。 要望書を提出したのは県手をつなぐ育成会、県自閉症協会、千葉市手をつなぐ育成会の3団体。県育成会の田上昌宏会長によると、(1)知的障害者の特性に配慮して「はい」「いいえ」で答えられるような一問一答形式の質問は行わない(2)取り調べの全過程について、録画・録音による措置をとる――を要望したという。 田上会長は「知的障害者は質問の仕方によって、証言が揺れ動く。真実を明らかにするためにも適切な方法での取り調べをお願いしたい」と話した。
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