統計オープンデータモデル事業の実施 -地域振興とビジネスの活性化に向けて- 総務省統計局統計情報システム課長 奥田 直彦 統計オープンデータモデル事業の意義 近年、高速・大容量の通信回線が整備されて国民・企業等が容易に大量のデータを扱える環境が整い、オープンデータ、ビッグデータといった言葉に象徴されるように「データ」に対する大きな関心が寄せられています。そして、行政機関が保有する公共データのビジネス活用等への期待も高まっています。 このため、政府全体としてオープンデータへの取組を推進しているところですが、総務省においてもこれを先導すべく、統計におけるオープンデータの高度化を積極的に進めています。 このような中で、総務省統計局は、情報の共有・利用を更に深めるために、福井県、同県内の全市町村及び独立行政法人統計センターと連携して「オープンデータモデル事業」を実施します。 具体的には、統計局が提