ブランド総合研究所は6月20日、番号ポータビリティ(MNP)開始以降の携帯キャリア乗り換え実態に関する調査結果を公表した。対象は番号ポータビリティ開始日の2006年10月24日以降に携帯キャリアを乗り換えた(MNPを利用せずキャリアを乗り換えた場合も含む)、国内の16才から49才までの男女1560人(携帯キャリア3社、各約500人)。調査時期は2007年6月2日から7日(予備調査は5月30日から開始)。 携帯キャリアの乗り換えを考える際に最も重視した項目は「料金(料金プラン、割引サービスなど)」。乗り換え目的項目の半数を超える55.4%を占め、「携帯電話機」の19.2%、「携帯キャリアのネットワーク(エリア、通話品質など)」の18.1%を大きく上回った。端末の機能そのものや通信エリアなどにおける差別化要素は少なくなってきており、携帯キャリアの変更、乗り換えを検討する場合は「料金」が検討項目