自宅で中学3年の孫に散弾銃を突きつけたとして、洲本署は1日、洲本市安乎町平安浦の農業、工藤雅平容疑者(76)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。【登口修】 発表によると、工藤容疑者は同日午後1時50分ごろ、自宅2階で同居する孫の男子生徒(15)に「学校に行くのが嫌だったら、一緒に死のうか」と言って散弾銃を突きつけた疑いが持たれている。男子生徒が部屋から逃げて110番通報し、同容疑者は駆けつけた署員に逮捕された。 同署によると、男子生徒はこの日、学校を休んで自宅にいた。最近は休みがちだったという。散弾銃には実弾は入ってなかった。同容疑者は銃の保有許可を受けており、普段は別棟のロッカーに保管していたとみられる。 工藤容疑者宅は本人夫婦と息子夫婦、孫3人の7人家族。銃を突きつけた動機をくわしく調べている。 〔淡路版〕