米国Microsoftは、Microsoft Research Groupが開発した関数型言語「F#」を、同社のアプリケーション開発プラットフォーム「Visual Studio」に統合する計画だ。これは10月22日に同社ディベロッパー部門のコーポレート・バイスプレジデント、S.ソマセガー氏が自身のブログで明らかにしたもの。 ソマセガー氏は、F#をVisual Studioに統合する一方、引き続きF#を発展させていくとしているが、Microsoft自体は正式なリリース・スケジュールを明らかにしていない。 ソマセガー氏によると、F#は関数型プログラミングの考え方に基づいているという。関数型言語は、演算作業を数学関数の計算として取り扱う。数学に近い関数型プログラミングは、金融や科学、技術分野の演算など、数学的表記による記述が多用される分野の専門家から注目を集めている。 Microsoft Res
