熊本市は22日、九州新幹線鹿児島ルート(博多−鹿児島中央)が全線開通する来年3月12日から5月末まで、市内中心部の熊本城の旧城下町で宝探しゲームを実施する計画を明らかにした。大阪城、名古屋城と並ぶ三名城の一つともいわれる熊本城の復元事業に1万円以上寄付をした「一口城主」限定のイベントだ。 山陽新幹線と直通運転する鹿児島ルートの開通で、関西や中国地方からのアクセスが向上する新しい熊本市を、全国約6万3千人の一口城主にアピールするのが狙い。参加者は宝の地図を持って指定ポイントを巡り、賞金が当たるキーワードが隠された宝箱を探す。賞金額は検討中だという。 来年2月上旬に招待状の送付を開始、お城の無料入場券なども同封する。今月30日開会の市議会に提出する補正予算案に開催経費900万円を計上した。 企画した熊本市都市戦略課の藤本和弘課長は「折に触れて一口城主に市の観光情報などを送ることで、おもてなしの