取得した特許を示す香川良海さん=大分県日田市役所 大分県日田市田島2丁目の飲食店経営香川良海さん(63)が、車の運転中に感じる「イライラ」を車内で鳴る音声で解消する装置「怒声出力器」を発案し、特許として認められた。 運転中にストレスを感じた場合、ダッシュボード上に置いた小型の怒声出力器のボタンを押すと、運転者にだけ聞こえるような声で「バッキャロ」といった音声が出る、というもの。 特許は2008年2月28日に出願。今年7月30日に特許が登録され、10月13日に特許公報が発行された。現在、日本発明協会などの雑誌に特許の掲載を依頼して製品化してくれる業者を探している。 香川さんは5年ほど前、高速道路で前の車の運転手が携帯電話をかけながらノロノロ運転していたのでクラクションを鳴らして追い抜いた。ところがその後、その車からずっとあおられて恐ろしい思いをした。「クラクションの代わりに自分のスト