大雪の影響で国道49号で立ち往生するトラックなど車両の列=26日午後1時53分、福島県西会津町で共同通信社ヘリから 乗用車など約300台が立ち往生した福島県西会津町の国道49号で、国土交通省郡山国道事務所は27日、完全復旧を目指して除雪作業を続ける一方、全車両が動けるようになるまで24時間以上かかったことについて、詳しい経緯を調べる。 同事務所が国道49号西会津町野沢−会津坂下町坂本の約12キロを通行止めにしたのは25日午後9時35分。並行する磐越自動車道の会津坂下−西会津インター間は積雪のため、25日朝から通行止めになっており、国道の通行量は通常より多くなっていた。 同事務所は国道を通行止めにした後、「雪が降り続いており、復旧のめどが立たない」などとして、ほかの国道事務所などへ除雪機械の応援を要請。それでも除雪は進まず、結局、県が自衛隊に災害派遣要請をしたのは、約18時間半後の26日午後