東京大学の卒業生・研究者・現役生向けのスタートアップ支援プログラム(インセプションプログラム)である FoundX では、エビデンスを用いたプログラム設計をしていきたいと考えています。 従来のプログラムの状況これまでの国内外のアクセラレータプログラムの評判や内容などを聞いていると、その内容は主催者による勘と経験と根性の、いわば「3K」的な構成になっているようです。具体的に言えば、基本的には Y Combinator の形式を模倣しながら、優れたプログラムオーナーが自らの直観に従ってプログラムの構成を決めていく、という形のようです。 しかし Y Combinator の Paul Graham が「スタートアップは極めて反直観的だ」と言うように、直観的に良いと思われるスタートアップ支援の方法が本当に良いかどうかは分かりません。 たとえば最近の研究でも、コミュニケーションを促進するためにオープ
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