「歌う鳥」キンカチョウは、歌の音と音の「間」もきちんと理解しているらしい2017.02.03 12:355,364 渡邊徹則 だからあんなに歌がうまいのか。 沖縄科学技術大学院大学のチームが、「ソングバード」と呼ばれる歌を歌う鳥たちがどのようにして歌を覚えるのかを研究したところ、驚くべき実態が明らかになりました。 今回の研究対象となったのは、スズメの仲間のキンカチョウという鳥。彼らは歌を覚える際、多くの音の中から自身の種のもの「キンカチョウの歌」を聞き分けて選択することがわかっているのですが、その解明に挑みました。 実験では、キンカチョウのヒナを近縁種であるジュウシマツの巣で飼育。他の音を聞こえないようにするとジュウシマツの歌を歌うようになったのですが、なぜか歌の「テンポ」だけはキンカチョウのものだったそうです。 ではキンカチョウは、歌のテンポをどこで認識しているのかと調べた結果、生まれつ