ソフトバンクの高橋礼投手(28)、泉圭輔投手(26)と巨人のアダム・ウォーカー外野手(32)による2対1の交換トレードが両球団で合意に達したことが6日、分かった。同日中にも発表される。右の長距離砲を狙うソフトバンクと中継ぎ強化を目指す巨人の思惑が一致。シーズン中から水面下で交渉を続け、合意に至った。 3年連続リーグ優勝を逃したソフトバンクは、右の大砲候補としてウォーカー獲得に動いた。メジャー経験はないが、米独立リーグで結果を残し、2022年に巨人入り。同年は124試合に出場し、打率2割7分1厘、23本塁打、52打点の成績を残した。今季は57試合の出場にとどまり、打率2割6分3厘、6本塁打、20打点だった。 ソフトバンクでは柳田、近藤、中村晃ら主軸は左打者がそろっており、右打者が課題となっていた。今季、外国人ではアストゥディーヨ、ホーキンスを獲得。いずれも1軍定着はできず、シーズン途中にはデ