サッカーを通じた精神、知的、発達障害のリハビリをテーマにしたイベントが8日、横浜市神奈川区の神奈川大で行われた。神奈川区の主催で、サッカーJリーグの横浜F・マリノス、横浜FCと神奈川大が協力。精神障害者フットサルの第一人者である精神科医の岡村武彦さんの講演や、体験教室が行われた。約50人が参加した。 神奈川区の高齢・障害支援課は5年ほど前から精神、発達、知的障害者を対象にサッカー教室などを開催。今回は地域貢献活動として障害者支援に力を入れる横浜マリノス、横浜FCや神奈川大と初めて連携した。午前は両チームの担当者と岡村さんによるシンポジウム、午後にはグラウンドで体験教室が行われた。 ゴールを決めたら、みんなでハイタッチが約束。初めは恥ずかしそうにしていた参加者に、段々と笑顔が広がっていった。 「サッカーは言葉がいらない。精神的な障害のある方は人と話すのが苦手な場合が多い。でも一緒にボー