ロケット海上打ち上げ企業のシーローンチ、ロシア航空会社が買収へ 約2年後に再打上げ目指す 2016/10/09 宇宙開発 ロケット海上打ち上げ企業「シーローンチ」 が ロシアの航空会社に買収 され、米国で行われているIAC(国際宇宙会議)2016で調印式が行われました。 買収額は1億5千万ドル(約150億円) です。 シーローンチは、浮遊式の海上プラットフォームを用いて海上からロケットの打ち上げを行う企業です。1995年に、 米国の航空会社「ボーイング」やロシアの宇宙開発企業「RSCエネルギア」 などによって出資されて作られました。さらに、使用しているゼニート・ロケットは ウクライナ製 ということもあり、いくつかの国や企業が絡んでいる難しい立場に置かれた企業です。実際に、ボーイングとRSCエネルギアの間では訴訟問題も発生しています。 ロケットを打ち上げる際は、ロケットを載せたプラットフォー