宇宙航空研究開発機構(JAXA)は超小型衛星を載せる専用ロケットの1号機を12月にも打ち上げる。宇宙の観測実験に使う既存の小型ロケットを転用し、打ち上げ費用は数億円程度とみられる。日本の主力ロケットの10分の1以下になる。土地管理や通信などの用途で需要が増える超小型衛星向けに日本が格安ロケットを投入し、将来は国際市場への参入を目指す。日本には主力ロケット「H2A」や小型ロケット「イプシロン」が
未登録の場合は「登録」ボタンをクリックします。 登録したい都道府県を地図から選択します。 確認ボタンをクリックすると登録が完了します。 ※登録した都道府県を変更するには「変更」ボタンをクリックします。 観測ロケット打ち上げ成功 地球やそのほかの太陽系の天体が作られる過程を解明しようと、JAXA・宇宙航空研究開発機構の観測ロケットが、11日夜、肝付町の発射場から打ち上げられ、実験は成功しました。 肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられたのは、全長8.5メートル、重さ2.3トンの観測ロケット、「S-520」の30号機です。 ロケットは11日午後8時に発射場の周辺を一瞬にして明るく照らし、ごう音を響かせながら打ち上げられました。 今回の打ち上げでは、地球など太陽系の天体が作られる過程を解明しようと天体の材料となる「宇宙ダスト」ができる状態を再現する実験が行われました。 JAXAによ
今回の実験では、ロケットに搭載したプラズマ測定用プローブ*2が、ノーズコーン開頭後に 測定を開始し、上昇時には高度97kmに、下降時には高度100kmにスポラディック E層が存在していたことを観測しました。この間、紫外線イメージャが紫外領域 の発光を観測しました。また、ロケットに搭載した電波受信機も上昇・下降時を 通じて地上からの電波を受信し、電離圏下部に電子密度の高い層が存在していた ことを確認しました。 今後、取得された観測データに基づいて、スポラディックE層の空間構造に関 する詳細な解析が実施されます。 なお、光学カメラによるロケット追跡が、発射後80秒まで行われました。 当日の天候は曇り、南東の風0.5m/秒、気温26℃でした。 今回の観測ロケットS-520-29号機打上げ実施にご協力頂きました関係各方面 に、深甚の謝意を表します。これをもちまして、平成26年度第一次観測ロケット
2014年8月17日、JAXA 宇宙航空研究開発機構は、同日19時10分に観測ロケット『S-520-29』を鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げ、予定の観測に成功したと発表した。 観測ロケットS-520は高度最大300kmまで、最大150kgまでの観測機器を搭載して打ち上げることができる小型ロケット。今回は、地上からの高度が70~130kmの電離圏に、「スポラディックE層(Es層)」と呼ばれ局所的にプラズマ密度が高密度になっている領域の空間構造を明らかにするために行われた。こうした空間的構造は、無線通信電波の伝搬を不安定にする要因になっているという。 S-520-29の打ち上げは当初8月8日に予定されていたが、天候不良のため8月11日に延期。続いて高度100km付近(電離圏 E領域)のスポラディックE層の発生強度が十分でなかったため再度延期された。 4度目の日程で打ち上げを実施
今回の実験では、ロケットに搭載したプラズマ測定用プローブ(※2)が、ノーズコーン開頭後に測定を開始し、上昇時には高度97kmに、下降時には高度100kmにスポラディックE層が存在していたことを観測しました。この間、紫外線イメージャが紫外領域の発光を観測しました。また、ロケットに搭載した電波受信機も上昇・下降時を通じて地上からの電波を受信し、電離圏下部に電子密度の高い層が存在していたことを確認しました。 今後、取得された観測データに基づいて、スポラディックE層の空間構造に関する詳細な解析が実施されます。 なお、光学カメラによるロケット追跡が、発射後80秒まで行われました。 本日の天候は曇り、南東の風0.5m/秒、気温26℃でした。 今回の観測ロケットS-520-29号機打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に、深甚の謝意を表します。これをもちまして、平成26年度第一次観測ロケット実験は終了と
未登録の場合は「登録」ボタンをクリックします。 登録したい都道府県を地図から選択します。 確認ボタンをクリックすると登録が完了します。 ※登録した都道府県を変更するには「変更」ボタンをクリックします。 高度およそ100キロの上空に発生し、電波障害の原因になる特殊な電離層の構造を調べるためのJAXA・宇宙航空研究開発機構の観測ロケットが17日肝付町の発射場から打ち上げられました。 肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられたのは全長およそ8点8メートルのJAXAの観測ロケット「Sー520」の29号機です。 ロケットは17日午後7時10分にごう音とともに発射台を離れ、高度250キロの上空に向けて打ち上げられました。 ロケットが観測するのは高度100キロ付近の上空で突然発生し、ラジオ放送などの電波障害の原因となる電子密度が高い「スポラディックE層」と呼ばれる電離層の特殊な領域です。 今
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙科学研究所は、2014年度第1次観測ロケット実験としてS-310-43号機、S-520-29号機を、内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝付町)から打上げると発表した。 S-310-43号機は、7月30日23時~23時30分に間に打上げる予定。 S-310-43号機の実験では、観測ロケットの弾道飛行により、軌道間輸送システム(CPS)が宇宙空間を慣性飛行している状態を作り出し、ロケットエンジン・ポンプの冷却流路や推進薬タンクの一部を模擬した供試体に極低温流体(液体窒素)を流動させる。 これにより供試体内を流れる液体窒素を観察、その沸騰・流動状況を計測するとともに、各部の温度・圧力・ボイド率データを取得する。取得したデータを活用して、推進系の熱流動解析モデルの解析精度向上を図る。 観測ロケットS-520-29号機は8月8日19時~19時30分の間に打上げる。
打ち上げられるS―520―27号機=肝付町の内之浦宇宙空間観測所、JAXA提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日午後11時と11時57分、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所からS―310―42号機(全長7・7メートル、直径31センチ)とS―520―27号機(全長8・5メートル、直径52センチ)の観測ロケット2機を連続で打ち上げた。高度70〜300キロの希薄な超高層大気の観測が目的。 JAXAの観測ロケット実験班は21日午前4時から開いた記者会見で「観測はすべて正常にできた。実験は成功した」と発表した。 S―310―42号機は高度60〜140キロ付近でトリメチルアルミニウム(TMA)を、S―520―27号機は高度120〜100キロ付近でリチウムを放出。TMAの雲状の発光、リチウムの月光による散乱光が、内之浦と種子島にある地上観測点と実験用航空機から観測されたという。 今後は
宇宙航空研究開発機構(JAXA)などのチームが20日夜、超高層大気の様子を調べるために鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から観測ロケット2基を打ち上げ、上空で放出した蒸気が月明かりで光る「宇宙花火」と呼ばれる現象が西日本で観測された。徳島県内でも肉眼で確認でき、徳島海南天文台の丸岡一洋さん(53)=海陽町大里=が撮影に成功した。 打ち上げられたロケットは、上空で白く光るトリメチルアルミニウム(TMA)を載せたS-310-42号機と、赤く光るリチウムを載せたS-520-27号機。 20日午後11時に発射されたS-310-42は、海陽町から約500キロ離れた太平洋上の高度80キロでTMA蒸気を放出し、同町の大里松原海岸から南西の夜空に筋状の白い雲が約10秒間現れた。11時57分にはS-520-27が続けて発射されたが、同町上空は薄雲に覆われ、リチウムの赤い光は確認できなかった。 同様の実験は
宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))は20日夜、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から観測ロケット2機(S―310―42号機、S―520―27号機)を相次いで打ち上げた。 打ち上げは成功し、大気上層部にある電離圏の電場や磁場、電子密度などを観測した。 S―310で高度約140キロまで、S―520で同約320キロまでの電離圏を観測。今後、観測結果を基に、両電離圏の関連性などを調べる。 S―310はトリメチルアルミニウムの液体を放出し、化学反応によってできた発光雲を地上から観測。S―520はリチウム蒸気を3回放出し、ガスが月明かりに照らされてできる発光雲の変化をJAXAの飛行機から撮影した。
(1) S-310-42号機では、打上げ後72秒から240秒間にわたり、高度60~140km付近で、TMA(トリメチルアルミニウム、*1)を放出し、(2)S-520-27号機では、打上げ後497秒から20秒間にわたり、高度120~100km付近でリチウム(*2)を放出しました。TMAの雲状の発光及びリチウムの月光による散乱光が、地上観測点(内之浦、種子島)及び航空機から観測されました。 同時に、ロケットに搭載した観測機器により、電場、磁場、電子密度、電子密度擾乱(*3)の観測及び地磁気と月光を利用した姿勢決定を予定通り実施しました。更に、ロケットから送信されるビーコン電波を地上局で受信しました。これらの結果を用いて、今後、超高層大気領域の擾乱に関する詳細な解析が実施されます。 なお、光学カメラによるロケット追跡を、42号機は発射後37秒まで、27号機は発射後74秒まで行いました。また、高加
宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))は20日夜、肝付町の内之浦宇宙空間観測所から観測ロケット2機(S―310―42号機、S―520―27号機)を相次いで打ち上げた。打ち上げは成功し、大気上層部にある電離圏の電場や磁場、電子密度などを観測した。 S―310で高度約140キロまで、S―520で同約320キロまでの電離圏を観測。今後、観測結果を基に、両電離圏の関連性などを調べる。 S―310はトリメチルアルミニウムの液体を放出し、化学反応によってできた発光雲を地上から観測。S―520はリチウム蒸気を3回放出し、ガスが月明かりに照らされてできる発光雲の変化をJAXAの飛行機から撮影した。
JAXA宇宙科学研究所は、2013年度第一次観測ロケット実験において、S-310-42号機、S-520-27号機による観測実験を行います。 【打上げ予定日】2013年7月20日(同日 2機連続打上げ) 【打上げ時刻】夜間(23:00~翌日01:00) 【実験場所】内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝付町)
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