独立行政法人情報通信研究機構(以下、「NICT」という。理事長:宮原 秀夫)宇宙通信ネットワークグループは、低軌道地球周回衛星を利用して、世界で初めて高精度なレーザ光による衛星~地上間の偏光特性の測定に成功しました。これまで、高精度な光源を用いて衛星-地上間で偏光特性を実際に測定した例はまだなく、宇宙光通信に役立つとともに、将来の宇宙量子鍵配送のシステム設計を高い精度で行うことが初めて可能になりました。この成果は、米国オンラインジャーナル『Optics Express』(Vol. 17, Iss. 25)に掲載されました。 米国オンラインジャーナル『Optics Express』のURL http://www.opticsinfobase.org/oe/Issue.cfm •英文論文タイトル: 「Polarization measurements through space-to-grou
独立行政法人情報通信研究機構の宇宙通信ネットワークグループは11月24日、低軌道地球周回衛星を用いて、世界で初めて高精度なレーザー光による衛星と地上間の偏光特性の測定に成功したと発表した。 今回の実験では、NICTの光地上局において、JAXAが2005年8月に打ち上げた低軌道地球周回衛星「OICETS(きらり)」を用い、衛星と地上の間の偏光度の劣化が2.8%以下という結果を観測した。 NICT小金井本部の光地上局の様子。口径1.5mの光学望遠鏡を用いて光宇宙通信の地上局が構成されている 望遠鏡に設置したカメラで取得した衛星方向の画像。明るい点がOICETS衛星からのレーザーで、雲があっても光宇宙通信が持続可能であった時の実験の様子を示している 空間での量子鍵配送では、システムの簡便性と安定性が得られる点から光子の偏光を用いた鍵配送が一般的に用いられるが、偏光の度合いが劣化すると安全に鍵を共
宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)は、平成21年9月24日(午後14時48分)に光衛星間通信実験衛星「きらり」(OICETS)の停波作業を実施し、これをもって同衛星の運用を終了しましたのでお知らせ致します。 「きらり」は、平成17年8月24日(日本時間、以下同じ)にカザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地からドニエプルロケットにより打ち上げられ、当初予定の運用期間(約1年間)を大幅に上回る4年を超える運用を通じて、世界で初めて双方向の光衛星間通信や低軌道周回衛星と光地上局を結ぶ通信の実験に成功する等、光宇宙通信に関する多くの成果をあげてきました。 これまでの運用にあたり、ご協力をいただいた関係各機関及び各位に深く感謝いたします。 注)「きらり」の主要な成果につきましては、以下の平成18年11月1日及び平成21年9月9日の宇宙開発委員会報告資料をご参照下さい。 (1)平成18年11月1日
宇宙航空研究開発機構 JAXA について [組織情報] プロジェクト [活動内容] ファン!ファン!JAXA! [コミュニティ] サイトコンシェルジュ [お問い合わせ・FAQ] 宇宙航空研究開発機構 English TOP > プレスリリース > 光衛星間通信実験衛星(OICETS)「きらり」の後期利用段階(その2)の成果及び運用終了について Tweet 光衛星間通信実験衛星(OICETS)「きらり」の 後期利用段階(その2)の成果及び運用終了について 平成21年9月9日 宇宙航空研究開発機構 情報通信研究機構 本日開催された宇宙開発委員会において、下記のとおり報告をいたしました。 光衛星間通信実験衛星(OICETS)「きらり」の 後期利用段階(その2)の成果及び運用終了について (PDF:570KB) 問い合わせ先: 関連資料: 関連リンク: 光衛星間通信実験衛星「きらり」(OICETS
情報通信研究機構(以下、NICT。理事長:長尾 真)と宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA。理事長:立川 敬二)は、平成18年3月22日から31日にかけて、高度約600kmを周回しているJAXAの光衛星間通信実験衛星「きらり(OICETS)」とNICTの光地上局(東京都小金井市)との間で、レーザ光による光通信実験を実施しました。 その結果、3月31日、同衛星と光地上局との間での光通信実験に成功しました。 こうした低軌道地球周回衛星と光地上局とを結ぶ光通信実験成功は、世界で初めてのことです(※)。 「きらり」のような低高度地球周回衛星と地上局間の光通信は、受信光レベルが大気による減衰やゆらぎにより大きく変動するなか、高速で移動しながら地上局に正確にレーザを送信しつづけるという点で難易度の高いもので、光衛星間通信機器及び精密な衛星捕捉追尾に対する我が国の技術的優位性を示すことができました。 今
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