皆さまからお寄せいただいた、イプシロンロケット2号機の打ち上げ写真をご紹介します。 たくさんのご応募ありがとうございました! 写真をクリックすると拡大写真とコメントが表示されます。
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月20日20時、イプシロンロケット2号機の打ち上げを実施、搭載したジオスペース探査衛星(ERG)の軌道への投入に成功した。衛星の状態は正常。同日、内之浦宇宙空間観測所において開催された記者会見において、ERGの愛称が「あらせ」に決まったことが明らかにされた。 打ち上げ後、ロケットは正常に飛行を続け、計画通り、13分27秒後に衛星を分離した。同日20時37分にチリのサンチアゴ局で衛星からの信号を受信。太陽電池パドルの展開が正常に行われたことを確認したという。「あらせ」は今後、1カ月のクリティカルフェーズ、2カ月の初期運用フェーズを経て、定常観測に移行する予定。 「あらせ」という愛称は、以下の2つに由来するという。ひとつは、水が激しく波立ちながら流れている川のことを表す「荒瀬」という言葉。ERGが観測に挑むヴァン・アレン帯は、荒々しい高エネルギー粒子に満ち
イプシロンの夜間の打ち上げは初。過去に遡ってみると、M-Vロケット3号機で火星探査機「のぞみ」(PLANET-B)を打ち上げたのが深夜3時12分だった。内之浦から衛星用ロケットを夜間に打ち上げるのは、1998年以来、実に18年ぶりということになる。 事前の天気予報がかなり悪かったため、10秒で雲に突っ込むと思っていたのだが、晴れたおかげで、かなり長い時間、ロケットの飛行を見ることができた。第2段の燃焼が終了した5分くらいまで、ロケットの場所がハッキリと分かった。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日午後8時、固体燃料ロケット「イプシロン」2号機を鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げた。約13分後、搭載した探査衛星「エルグ」を分離し、予定の軌道に投入。打ち上げは成功した。JAXAは衛星の愛称を「あらせ」と決めた。 イプシロンの打ち上げは2013年9月の初号機以来、3年3カ月ぶり。H2Aのような液体燃料ではなく、扱いやすく短時間で発射できる固体燃料を用いた新型ロケットで、全長はH2Aの半分ほど。コンピューターによる自動点検の導入などでコストを削減し、打ち上げ費用は50億円とH2Aの半分程度に抑えた。2号機は初号機を改良し、打ち上げ能力を3割向上させた。国内外で増加が見込まれる小型衛星の打ち上げ市場への参入をめざす。 探査衛星エルグは重さ約350キロ。高度約300~3万キロの楕円(だえん)軌道を回り、地球周辺の宇宙空間に広がる放射線帯の電
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成28(2016)年12月20日20時00分(日本標準時)に内之浦宇宙空間観測所からイプシロンロケット2号機で打ち上げられたジオスペース探査衛星(ERG)からの信号を、同日20時37分からサンチアゴ局(チリ共和国)で受信し、太陽電池パドルの展開が正常に行われたことを確認しました。 また、衛星の太陽捕捉制御についても完了したことを確認しました。 現在、衛星の状態は正常です。 なお、JAXAは衛星の愛称を「あらせ」(ローマ字表記は「ARASE」)と決定しましたので併せてお知らせします。愛称の由来は以下のとおりです。 1. 地球周辺の宇宙空間であるジオスペースの中で最も荒々しい高エネルギー粒子に満ちたヴァン・アレン帯という宇宙の「荒瀬」(水が激しく波立ちながら流れている川のこと)に漕ぎ出していくことから。 2. 内之浦宇宙空間観測所の所在地で
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、内之浦宇宙空間観測所から平成28年12月20日20時00分00秒(日本標準時)に、ジオスペース探査衛星(ERG)を搭載したイプシロンロケット2号機を予定どおり打ち上げました。 ロケットは計画どおり飛行し、打上げ後約13分27秒にERGを正常に分離したことを確認しました。 今回のイプシロンロケット2号機打上げにご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。 なお、ロケット打上げ時の天候は晴れ、南南東の風(0.7m/s)、気温17.0℃でした。
日本の新しい小型ロケット、「イプシロン」の2号機が地球周辺の放射線を調べる探査衛星を載せて、20日午後8時に鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられ、午後8時13分ごろ、予定どおり衛星を切り離して打ち上げは成功しました。
日本の新しい小型ロケット、イプシロンの2号機が、地球周辺の放射線を調べる探査衛星を載せて、20日夜、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられます。 イプシロンの打ち上げは、2013年9月の1号機以来3年ぶりで、今回の2号機は、2段目のエンジンを強化する改良が加えられ、打ち上げ能力が30%高められています。 打ち上げの費用はおよそ50億円と、以前の小型ロケットの3分の2に抑えられ、今後需要の増加が見込まれる、新興国などの小型衛星を打ち上げるビジネスの受注につなげる狙いがあります。 今回の2号機には、地球周辺の放射線を調べるジオスペース探査衛星が搭載され、人工衛星の故障の原因ともなる放射線が、日々どのように変化しているか詳しいメカニズムの解明を目指すことになっています。 打ち上げが行われる鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所では、機体の最終的な点検が進められ、20日午後6時前に、機体が発
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月24日、イプシロンロケット2号機に関する記者説明会を開催し、初号機(試験機)からの変更点や、現在の状況などについて説明した。イプシロンの打ち上げは、2013年9月以来、約3年ぶり。ジオスペース探査衛星「ERG」を搭載し、12月20日に内之浦宇宙空間観測所より打ち上げられる予定だ。 強化型イプシロンとは? イプシロンロケットは、全段固体の3段式ロケットである。第1段としてH-IIAロケットの固体ロケットブースタ(SRB-A)を採用することで低コスト化を実現。大きな特徴は、「モバイル管制」「自律点検」といった新技術を搭載したことで、これにより、ロケットの打ち上げシステム全体をシンプル・コンパクトにすることを目指す。
イプシロンは、全段固体燃料の3段式ロケットだ。打ち上げはまだ2回目であるが、2号機では「強化型」と呼ばれる追加開発が行われており、この仕様での打ち上げは今回が初めてとなる。初号機と強化型との違いについては、すでにまとめた記事があるので、詳しくはそちらの記事を参照して欲しい。 【レポート】もうすぐ打ち上げの強化型イプシロン、デザインに込められた想いとは? 打ち上げの時刻は12月20日の20時ちょうど。ウィンドウは20時00分~21時00分となっているため、当日の状況次第では、その範囲内で打ち上げがずれ込む可能性がある。以下のWebサイトではライブ中継も行われる予定なので、チェックしてみてはいかがだろうか。 JAXA 特設サイト NVS 宇宙科学チャンネル 現地の本日の天候は晴れ。12月にしては暖かく、過ごしやすい気候だった。ただ、問題は打ち上げ当日の天気だ。JAXAが発表している気象情報によ
いつも「THE PAGE」をご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたウェブサイト(https://thepage.jp)は2018年10月1日をもってサービス終了しました。 THE PAGEの最新の記事は、Yahoo!ニュースの「THE PAGE」掲載ページでご覧いただけます。 ・Yahoo!ニュースの「THE PAGE」掲載ページ(https://headlines.yahoo.co.jp/list/?m=wordleaf) 今後も「THE PAGE」の記事をご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。
強化型では第2段を一新! 強化型イプシロンでは、より大型の衛星に対応できるよう、「打ち上げ能力の向上」「衛星搭載スペースの拡大」という、2つの課題が与えられた。この2つを両立する方法として考えられたのが、第2段の大型化だ。 2013年9月に打ち上げられた試験機(イプシロンロケット1号機)の第2段モーター「M-34c」は、M-Vロケットの第3段モーター「M-34」をベースに改良したもので、直径は2.2m、推進剤の量は約10.7tだった。これに対し、強化型イプシロンで新開発したM-35では、直径は2.6mになり、推進剤は約15.0tと、4割ほど増量している。 これにより、ロケットの打ち上げ能力(太陽同期軌道)は、試験機の450kgから、590kgへと3割もアップする。また試験機の第2段はフェアリング内に格納されていたが、大型化によりフェアリング外に出たため、その分、衛星を搭載するスペース(包絡
日本の新しい小型ロケット「イプシロン」の打ち上げ能力を高めようと、改良型のエンジンの燃焼試験が秋田県にあるJAXA=宇宙航空研究開発機構の実験場で行われ、試験は成功しました。JAXAによりますと、真空の状態を作り出して行う燃料が10トンを超える大規模なエンジンの燃焼試験は、2001年以来、14年ぶりだということです。 改良型のエンジンの燃焼試験は、秋田県能代市にあるJAXA能代ロケット実験場で21日午前11時から行われ、真空状態を作り出した機器の中で、2分余りエンジンを噴射させました。 改良されたのは「イプシロン」の2段目のエンジンで、直径がこれまでより40センチ大きくなり、2メートル60センチになっています。また、燃料もこれまでより4トン余り増えて15トンになっています。 今回の改良では、高度500キロ付近まで打ち上げることができる衛星の重さを、従来の450キロから590キロに増やし、打
モバイル管制、人工知能、そして日本の固体ロケットの良き伝統――。さまざまな話題と共に、「イプシロン」ロケットの1号機が打ち上げられたのは、今からちょうど2年前の、2013年9月14日のことだった。大勢の人々に見守られながら、内之浦宇宙空間観測所を離昇したイプシロンは、搭載していた衛星「SPRINT-A」(のちに「ひさき」と命名)を無事に予定通りの軌道に乗せ、華々しいデビューを飾った。 そして現在、この1号機より能力を高めた「強化型イプシロン」の開発が進んでいる。この「強化型」で、イプシロンはどのように変わるのだろうか。 連載の第1回となる今回は、イプシロンが先代のM-Vロケットから、どう変わることを目指して開発されたのかについて見ていきたい。 M-Vを継ぐもの 「イプシロン」ロケットは、2006年に引退した「M-V」ロケットの後継機として、そして糸川英夫博士のペンシルから続く、日本の固体ロ
Image Credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月6日、強化型の「イプシロン」ロケットの開発状況について明らかにした。 イプシロンはJAXAが開発した小型の固体ロケットで、第1段に「H-IIA」ロケットの固体ロケット・ブースター(SRB-A)を使い、第2段と第3段には「M-V」ロケットで使用されたロケット・モーターを改良して用いるなど、既製品を流用することで低コスト化が図られている。またその一方で、人工知能によるロケットの自己診断機能や、少人数で打ち上げ管制ができるシステムなど、新しい技術も使われており、低コストながら高い性能をもつロケットの実現を目指している。 開発は2010年から始まり、2013年9月14日に惑星分光観測衛星「ひさき」(SPRINT-A)を載せた試験機の打ち上げに成功した。 しかし、試験機の打ち上げ能力では、その次に打ち上げを予定してた「ジオス
1.日時 平成26年7月23日(水曜日)13時00分~17時00分 2.場所 文部科学省18階 研究開発局1会議室 3.議題 退職役員の業績勘案率について 役員給与規程の一部改正について 独立行政法人宇宙航空研究開発機構の平成25年度業務実績評価について(審議) その他 4.出席者 委員 部会長 髙橋 德行 臨時委員 土井 美和子 臨時委員 平野 正雄 臨時委員 本藏 義守 臨時委員 長辻 象平 研究開発局宇宙開発利用課長 柳 孝 研究開発局宇宙開発利用課企画官 竹内 英 研究開発局宇宙開発利用課課長補佐 国分 政秀 研究開発局宇宙開発利用課課長補佐 中田 欣成 【説明者】 独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA) 理事 山浦 雄一 理事 加藤 善一 理事 山本 静夫 理事 遠藤 守 理事 長谷川 義幸 5.議事録 【髙橋部会長】 本日は御多用中
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