小学校教師として、本嫌いの子供に本を薦めるうちに自分でも書き始める。1989年、『怪盗道化師(ピエロ)』が第30回講談社児童文学新人賞に佳作入選[2]し、デビュー。 小説のあとがきには、自分の妻・2人の息子(琢人、彩人)そして本を製作するにあたって協力した人に対し、感謝の意を述べている。作品同士は世界観と登場人物を共有していることが多く、所々に散りばめられたパロディも特徴である。デビュー当時から必ず、あとがきの最後に「Good Night, And Have A Nice Dream[3]」という一文をつけている。この文には「読書を思いっきり楽しんで欲しいという想い。そして楽しんだらゆっくり眠ってほしい[4]」というメッセージが込められている。また、「そして5人がいなくなる」のあとがきで、面白い推理小説の条件は、「①名探偵が出てくること②「本格」の2文字がつくこと③不可解な謎が出てくること